富士フイルムの色はどれだ?フジX-T20、ソニーα6500、キヤノン60Dの色味当てクイズ

富士フイルムの色はどれだ?フジX-T20、ソニーα6500、キヤノン60Dの色味当てクイズ

ずっと使ってみたかった富士フイルムのカメラの中から、だいぶ値下がりして割安に感じたX-T20を購入してみました。

私が購入したのは写真通りX-T20のレンズキットのシルバーで、ポイントも含めると9万円台で購入する事が出来ました。

キャッシュバックを行なっていたX-T2と迷ったものの、描写力が全く同じで、タッチ液晶も搭載していて使いやすそうで、割安なX-T20で方で良いかなと。

一番試したかったのは世界的にも定評がある「フジの色」と「フジの描写力」でしたから、両方共にフラグシップ機と変わらず、しかも遥かに安価なX-T20は私にとっては魅力的でしたので。

まぁ、実際使ってみてX-T20のカメラとしての作り込みの甘さを実感し、X-T2にしておけば良かったと後悔しましたが(苦笑)

もう少し使い込んだらレビューでも書いてみたいと思いますが、とりあえず定評の「富士フイルムの色」をその他メーカーのカメラと比較してみることにします。

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せっかく異なるメーカーのAPS-C4台所有しているので

私が所有しているX-T20、α6500、60D

sd Quattroも含めるとAPS-Cセンサー搭載のカメラが4台(Kiss X3は最近売却)もあるので、ちょっとした色味の違いをテストしてみようかと。

個人的にも評判がすこぶる良い「フジフイルムの色」を他のメーカーのカメラの色と比較してみたかったし。

sd QuattroはJPEG撮って出しだと不利と言われている(個人的にはsd QuattroのJPEG画像は十分だと思うが)ので除外し、

  1. Canon 60DEF-S60mm F2.8マクロ
  2. ソニー α6500SEL55F18Z
  3. 富士フイルム X-T20XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

の3台を利用して、三脚撮影(手ぶれ補正切り)で同じ被写体を同じ条件で撮影したデータをFlickrにアップしてみました。

全てJPEG撮って出しで、色をいじらず、撮影したJPEGファイルをMacのプレビュー上でFlickrサイズ(横2048px)にリサイズしただけの写真です。

解像度チェックはX-T20と60Dは不利なので

X-T20用のレンズはキットレンズレンズの標準ズームXF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(と言っても5万しますが)の1本だけしか持っていないので、今回は単に色味の違いだけを見て欲しいと思います。

ちなみに解像感で言えば、フジはローパスフィルターレスなので、他の2台よりもシャープに写ることは写るかと。その点だと60Dはカメラ自体が7年前のカメラでセンサーも古いの積んでいるからかなり不利。α6500が最も条件的には良い形。

焦点距離はほぼ同じ60mm付近で合わせたものの、SEL55F18Zは寄れなかったりするので、大体同じような距離で合うように撮影しています。最初に書いた通り、今回は色味の違いだけを見て欲しいので、ここら辺は大雑把で失礼します。

どれが富士フイルムの色?PROVIA編

カラープロファイルがスタンダード(フジで言うところのPROVIA)の3枚で、それぞれ60D、α6500、X-T20で写した写真。正解は写真クリックしたFlickr上にタイトル(EXIFも)入れてあります。

PC閲覧の場合は写真上にカーソルを置くと答えが。

被写体「フィギュア」

FUJI X-T20 PROVIA
Canon 60D ニュートラル色
a6500 スタンダード色

被写体「野菜」

Canon 60D ニュートラル色
FUJI X-T20 PROVIA
a6500 スタンダード色

どれが富士フイルムの色?Velvia編

カラープロファイルがビビッド(フジで言うところのVelvia)の3枚で、それぞれ60D、α6500、X-T20で写した写真。正解は写真クリックしたFlickr上にタイトル(EXIFも)入れてあります。

被写体「フィギュア」

FUJI X-T20 Velvia
a6500 ビビッド色
Canon 60D ユーザー設定色

被写体「野菜」

α6500 vivid
Canon 60D ユーザー設定色
FUJI X-T20 Velvia

なんか全然違いが分かりませんな(苦笑)選んだ被写体がマズかったのかな?

ちなみに60Dにはスタンダードやビビッドのようなカラープロファイルの選択肢がないので、私がシャープネスやカラーを弄る形でビビッド風に変えています。

Flickerの方にはモノクロ(フジで言うところのACROS)もアップしているのでご興味ある方は。って言うかこれも……。

  • 意外と検討したソニーのJPEG
  • やっぱCanonは凄い!
  • レンズが悪すぎなのか?フジ

個人的にはこんな印象。「色が悪い」と言われている気がするソニーのJPEG撮って出しだけど、意外と検討している気がしました。これはレンズ性能の良さもあるのでしょうが。野菜の写真に関してはやはりソニー独特の寒色系の色味が色濃く出ている感じ。

Canonに関しては色作りの上手さは流石だなと。ただし、野菜の写真は白飛びが酷かったため、露出補正をマイナス方向にいじってます。その時点で失格といえば失格だけど、まぁ7年前のカメラなので。ちなみに描写力に関しても他の2機種に一切引けを取りません。その点でも凄い!と。

フジに関しては何とも言えない結果に…。Canonもあるから本来なら人肌のテストすりゃ良かったのでしょうが、あいにく被写体になってくれる人がいないので。とりあえず「フジの色」みたいなのは正直全く分かりませんでした。

X-T20の描写力に関して

レンズ性能が違いすぎるので、解像度や描写力に関しては触れないと書きましたが、

DSCF0209

このフィギュアの写真を撮り比べたのを確認したら、やはりα6500にソニーツァイスの単焦点SEL55F18Zの写真がズバ抜けてディテールの描写が繊細でした。

ちなみにこの被写体の比較写真は60Dのデータを誤って消去してしまったのと、全ての写真が暗すぎて失敗してしまったため比較は止めてます。

X-T20とα6500の解像感の違い

X-T20とα6500の解像度の違い

X-T20とα6500の比較だとこんな感じ。もちろん両方共にJPEG撮って出しで、シャープネス等も全くいじっていません。F値は5.6とF9まで絞った2通りで撮り比べています。

髪の毛の製作ミスによるシワ、着物の模様のディテール等、x-T20では描写出来ずに潰れているのに対して、α6500ではちゃんとディテールまで表現出来ています。

いくらレンズ性能に差があるとはいえ、X-T20はローパスフィルターレスだし、さすがにここまでディテールの描写に差が出るのは意外でした。

X-T20の今後の処遇

とりあえずX-T20用に評判の良いFUJINONの単焦点レンズを1本買って使ってみるつもりですが、それでもイメージクオリティがα6500と大差ないようならX-T20は早々にドナドナかなと。カメラとしての仕上がり具合はα6500の方が全然上だし。

っていうか冒頭にも書いたけど、やっぱりX-T2にすれば良かったなと。X-T20はグリップの握りとか、ファインダーが真ん中にあるからタッチ操作でアイセンサーに引っ掛かったりとか、SDカードが異常に取り出しにくいとか、カメラ自体の作りが甘すぎてかなり使いづらい。

それにしても、なんと言うか、「フジユーザー盛りすぎなんじゃね?」って気がしてきたんだけど大丈夫だろうか…。色にしても描写力にしても。X-T20って本当にX-T2と描写力同程度なの?

単にXF18-55mmF2.8-4 R LM OISの描写力がイマイチってだけで、世界的にも定評があるFUJINONの単焦点レンズの描写力をまだ試していないからってだけだよな…。日の当たる場所で撮影したり、XF23mmF2 R WRとかつければ……。なんか不安になってきた。

せっかく買ったわけだし、フジが好きなので、出来ればこのまま使い続けたいけど…。

ソニーとフジで「どちらが良い色ですか?」

ソニーとフジで「どちらが良い色ですか?」という動画が上がっていました。

ソニーのa9とフジのX-T2を用いて同じ被写体をJPEGで撮影し、どちらのカメラで撮影した写真なのかのクイズ形式の動画になっています。

α9とX-T2の価格差を考慮してなのか?35mm換算で同じ画角になるレンズを所有していないからなのか?は不明ですが、使用レンズはXF16mmF1.4 R WRとFE 50mm F1.8との事。

「a9の色味は今までのソニーの色味と異なり、Canonをエミュレートしているように感じる」とか動画説明文には書かれていますけど、個人的にはα6500と比較しても大きなアドバンテージを感じられないというのが素直な印象。

逆に言うと「ソニーのJPEG撮って出しの色って全然悪くないな」と。隣の芝生が青いと感じて、隣の芝生に来てみたけど、実際に見てみたらうちのとあまり変わらないじゃんみたいな。

もっとも使い込んでみると全然印象は変わるのかも知れません。あとはやはりフジと言えばの単焦点レンズを使ってみると。

ってなわけで、とりあえず

XF35mmF2R WRを入手してみた

XF35mmF2 R WRは入手してみました。

X-T20の何かがおかしい

今度はXF35mmF2 R WRを付けっ放しにして更に撮り続けてみているのですが、どうもピントが甘い写真が少なくなく、もしかするとボディかレンズがおかしいのかと思い始めています。

ピントは常に甘いわけではなく、バチピンで素晴らしい解像感の写真が撮れたり、ピン甘写真が撮れたりとまちまち。

外に持ち出して撮影した写真はかなり良い感じなので、ピントの問題じゃなくて手ブレの問題かとも思うものの、室内撮影時に三脚固定&スマホでリモコン&電子シャッターでサイレント撮影でもピン甘写真が撮れたりするので、ボディかレンズのピント調整が必要なのかなとも。

例えば、α6500との比較を撮ろうと撮影してみたら、α6500の方は1枚撮影しただけでバチピンで終われるのに、X-T20の方は合計10枚撮っても全滅だったり。

a6500 vs X-T20

左がα6500で、右がX-T20。

Flickerにアップしているから2048pxにリサイズしちゃっていて実際の解像感は出ていませんが、X-T20の方は10枚中一番マシなのでこれ。両機共に設定は全て一緒でF5.6で、三脚固定、JPEG撮って出し。

α6500の方がちょっとハイライト強いのは、昼間の撮影でしたので、外の光がちょっと強くなったためで、色味が異なるのはホワイトバランスオートの色の違いです。ホワイトバランスが正確なのはX-T20の方です。

どちらもピントは1点で口に合わせていますし、X-T20の方は手ブレを防ぐために、スマホアプリでリモコン撮影&電子シャッターでサイレント撮影までしてみたのにこれでした。

私の場合は殆ど1点AFしか使わないので、もしかすると、測距点91点(最大325点)のどこかのポイント(恐らく複数だけど)だけAF不良があるから、ピン甘になったりバチピンになったりするのかなとも。

とりあえずこんなカメラ初めてで困っています。こういう理由でちょっとα6500とX-T20の比較記事とか書けていない状態です。いくらアクセス数が少ないブログだからと言っても誤った情報を流すわけにはいきませんし。

やっぱ一度メーカー送りですかね。本当に面倒臭いし、この症状伝わるのか微妙な気もするけど…。

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コメント

  1. kaz より:

    単焦点てズームレンズの画質比較って不公平でしょ

    • hiroarai4 より:

      画質の比較に関してフェアじゃないのは冒頭から書いている通りですが、
      最後の比較はさすがにあまりにも違ったため参考程度に載せてみました。

  2. タコ親父 より:

    こんにちは。よくある速報サイトや宣伝?サイトとは違った個人視点がおもしろく時々拝見させてもらっています。

    さて今回は富士機ということで私も使っている関係上アレレ?と思ったのでコメさせてもらおうと思いました。
    フィギュアの拡大写真なのですが、いくら定評あるツァイスの単焦点が相手とはいえ、ここまで違うものなのだろうか? という疑問です。
    どこにピントを合わせようとしたのか、AFなのかMFなのか、こちらには知るよしもないのですが、ディティール云々ではなくて、ひょっとして富士機の方はピンを外している(最短撮影距離圏外・手ブレ補正の誤作動・不良玉その他)のではないでしょうか?

    当方、同条件で比較できる環境にはないので断言できるほどの根拠はなく気を悪くされたら申し訳ありませんが、再検証いただければ幸いです。
    何度やっても同じ結果だよということであれば素直に、この結果を受け入れるしかありませんが。

    • hiroarai4 より:

      どうも有難うございます。
      ピントに関してはAF1点(枠最小)で両機共に確実に同じ位置(顔)に合わせています。
      画質の撮り比べに関してはXF35mmF2 R WRを入手したので、
      今度はこのレンズを使って撮り比べてみてまた記事にしたいと思います。

      ちなみにタコ親父さんの機種はやはりローパスフィルターレスらしいカリっとした描写でしょうか?
      どうも甘い写真が多いのが本当に気になってまして。
      もしかしたら初期不良なのかとも。
      それともフジに対する私の期待値が高すぎただけなのか、
      SEL100F28GMあたりの描写を見慣れてしまったからなのか…。

  3. タコ親父 より:

    前回は、お返事ありがとうございました。
    さて今回ですが、バラつきが顕著ということなら、やはりボディ不良でしょうかね?
    前回のに比べれば解像感の差もさほど気にならない範囲かなと。
    むしろWBの違いとハイライトの粘りの差に目が奪われてしまいます。

    こういったことで一度つまずいてしまうと精神衛生上よろしくないですよね。
    私も以前SONYのTLMのαと後から買ったNEXの画質差があり過ぎて、あーでもないこーでもないと検証を繰り返したことがあります。

    別に私が富士使いだからといって、富士を贔屓するつもりはありません。
    良いところも悪いところも分かった上で使っているつもりなので^^;
    hiroarai4さんの心の声に正直に後処理したらいいんじゃないでしょうか。
    再検証ご苦労さまでした。

    • hiroarai4 より:

      ご丁寧に有難うございます。
      更に使ってみていますが、やはりピン甘写真が多い気はしています。
      でもまだ1500枚ほどしか撮れていないし、外に持ち出せたのもほんの数回程度なので、
      もう少し検証してみてからどうするか考えようと思います。

      それにしてもこの写真のα6500の方の色はちょっと…でした。
      ちょっと光の入り方の条件が異なったとはいえ、両機共に全く同じ設定なのに、
      ソニーの方は「フィギュア本来の色と違うわ」ってレベルで撮れてしまいました。
      考えてみればソニーのこれも問題と言えば問題ですね(苦笑)

  4. ママカメラマン より:

    初めまして☆
    最近X-T20をポチッた通りすがりの者です。
    私はFujiの画作りが好きでα6300からようやく乗り換えました。(なら先にX-T20を買えよ、と思われますが色々な事情があったのです。)
    もうすぐ手元に届く新たな相棒にワクワクしながら、今回この記事を興味深く拝見させてもらいました。
    色味だけで言うと確かにあまり差が、、、。
    しかし階調表現がやっぱりFujiだな!と思い、階調だけでならX-T20を全て当てる事ができました(^-^; (ちょっぴり嬉しい←)
    Fujiならではの豊かな階調表現はどんなに6300をいじっても出ませんでした(T_T)
    なので、それだけでFujiの画作りはとても完成度が高く、評価してもいいと私は思いました(^-^)
    階調表現の堅いSONYはどうしてもデジタルデジタルした写真になってしまい、私には合わず(T_T)それを好まれる方ももちろんいらっしゃいますが(^-^)
    ピント、解像度の部分においては私もまだまだ修行中なので、とても勉強になります!

    これからフジカラーで子供を撮れることがとても楽しみな、ただの通りすがりの呟きをお許しくださいm(_ _)m
    更新楽しみにしています♪

    • hiroarai4 より:

      初めまして。ご購入おめでとうございます!
      なるほど階調表現ですか。
      そういう尺度で撮った写真を見たことがありませんでした(^_^;)
      やっぱり分かる人には分かるものなんですね。
      X-T20で撮った写真をもう一度見直してみます。
      教えて下さって有難うございます!