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Luminar 2018 Jupiter登場でLightroomは不要になるのか?

写真編集ソフトのLuminar 2018がアップデートでLuminar 2018 Jupiterになったので、どの程度良くなったのか実際に使って試してみました。

Luminar 2018って?

Luminar 2018 Jupiter登場でLightroomは不要になるのか?

Luminar 2018って写真編集ソフトは簡単に言うと「Lihgtroomから管理機能を省いて現像機能のみに特化したソフト」って感じ。

ソフトのインターフェースもLightroom同様に右側に編集ツールがズラリで、Lightroomユーザーがとっつきやすいも特徴。

ただ、私はLuminar 2017の時に一度試用版をダウンロードして、少しの間使ってみたものの、Lightroomの代替えツールとしては物足りず、結局アンインストールしてしまった過去があります。

VS Lightroom

開発・発売元のSkylum Softwareは「Lightroomの代替えツールになる唯一のソフト」的な文言を使ってLuminarを売り出しています。


参考
Luminarの強みLuminar公式サイト

実際「Lightroomと比較してもここまで優れていますよ!」と言う比較表までわざわざ作っていますし。

Luminar 2018 Jupiterの新機能

  • 300%以上のスピード向上
  • レンズの歪み、収差、フリンジ除去の高速自動補正
  • 最先端の画像レンダリングクオリティ
  • DCPプロファイルによる正確な色変換

各新機能の具体的な意味は公式サイトを見てもらうとして、個人的にはやはり「スピード向上」が最も気になる変更点。

私は書いた通りで2017は使ってみたけど、Luminar 2018は使ったことがないので、私が使った時からどの程度速くなったのかは分かりません。

ただ、2017の段階でそこまで重くて処理に時間が掛かった記憶はありませんけど。

ちなみにLuminar 2017を試した時も現在も、私のマシンは「iMac 5K Late2014」(最低ランクのノーマル仕様でメモリ32GB)。

あとは「レンダリングクオリティ」が改良されていて、「空や影の描写も正確な色味で驚くほど滑らかなグラデーションを表現出来るようになった」と言う点も気になりました。

Luminar 2018 Jupiterを試してみた

Luminar 2018 Jupiterは試用版がありますので、とりあえずダウンロードして実際に試してみました。

ちょっとまだ試したばかりなので、間違っていたり、勘違いしている点あるかも知れませんが、もしありましたらご指摘頂けると助かります。

インターフェースと機能

相変わらずソフトのインターフェースはLightroomユーザーにとっては使いやすいです。

Lightroomでお馴染みの機能はほぼ揃っています。

  • ノイズ軽減
  • 彩度・自然な彩度
  • 色かぶり除去
  • トーンカーブ

ここら辺の機能も完備。

レンズの自動補正関連の項目もあります。

クロップ(トリミング)出来る時点でシグマのポンコツソフトよりもマシだし、使いづらいけど、消しゴムツールで一応ゴミを消したりも可能。

Lightroomで言うところの「カメラマッチング」もあります。

画像はソニーのカメラですが、ちゃんと「Clear」や「Deep」も使えます。

Lightroomに無い機能だと、このようなLUTをあてる機能だったり、

「レイヤー」や「マスク」が使えたりも。

また、他のツールとの連携もかなり柔軟で、同社のソフト以外でも、LightroomやPhotoshopとの連携も可能だったりするようです。

Luminarのプリセット

Luminarと言えばの最も特徴的な機能がこの「プリセット」機能。

早い話がLightroomで言うところの「プリセット」と一緒の機能で、クリック1発で写真の色味を劇的に変化させることが可能。

Lightroom同様に「他のプリセットを取得」で有料、無料のプリセットをダウンロードして追加することも出来ます。

まぁ、プリセットに関しては、Lightroomも企業や他のユーザーが作った無料のプリセットとかゴロゴロ転がっているんで、ぶっちゃけLuminarの強みにはなっていませんけどね。

Luminarのみで使える強烈に使えるプリセットでもあるなら別だけど…。

フィルター機能

このフィルター機能も使える機能。

簡単に「ゴールデンアワー」や「霧」、「ハイキー」等に写真編集することが可能です。

画像のように加える量を選べますから、様々な効果をミックスしたり、Photoshopのようにレイヤーを追加して「乗算」や「オーバーレイ」などで効果を重ねることも。

で、このフィルター機能を使って作り上げたのが上の「プリセット」で、自分でフィルターから作り上げてプリセットに登録も可能なようです。

管理ツール不要なら

ちょっとまだダウンロードして時間が経っていないこともあって、ザッと紹介してみただけになってしまいましたが、個人的に使ってみた感想としては、かなり使える!印象。

処理速度もなかなか高速だし(ただしα7RIIIの巨大ファイルは特に消しゴムツールとか遅かった)、Lightroomで使える数多くの機能が搭載されていて、指定のサイズでのトリミング&画像保存も可能ですから、例えばこのソフトのみで現像して、最終的にインスタやFlickrにアップすることまで可能です。

ブラシツールを使用して、特定の箇所のみ効果を与えたりまで出来てしまうので、メーカーがうたう「Lightroomの唯一の代替えツール」というのは、あながち誇大文句では無いと思います。

実際このLuminarのみで画像編集を済ませることは十分可能です。

もちろん使う人が使えばプロ並みの仕上がりも可能だし、素人がいじっても「フィルター」と「プリセット」を使えば簡単にドラマチックな効果をかけることも出来てしまいます。

最大の問題は管理ツールが無いことですかね。

Lightroomは「現像ツール」と同じくらい「管理ツール」が充実していて非常に便利なので。

例えば、写真の管理はMacなら「写真アプリ」で十分って方なら、このLuminar 2018 Jupiterを買えば幸せになれるかも。

なんと言っても一度購入すれば月々の支払いは発生しませんし(Lightroomも年払いすれば発生しませんが)、買い切りソフトだから、新しいバージョンが出てもアップデートさえしなければ末長く使い続けられますから。

今現在は7,877円で購入可能。

Lightroomまで必要なく、かと言ってカメラメーカー純正の現像ソフトじゃ物足りない方に是非オススメしておきます。

sd QuattroのDNG

sd Quattroが作るDNGファイルを読み込めるか試してみたところ、画像の通り写真が壊れて読み込まれてしまうため、残念ながらLuminar2018でsd QuattroのDNGファイルは操作不可でした。

もっともどれだけの人が未だにsd Quattroを使っているのかも疑問だけど…。

アップデートに次ぐアップデートでかなり良いカメラに仕上がってきているから、今の中古価格とかならお買い得だと思うんですけどねー。

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