剥がれてしまったα7Sのグリップラバーをこのままにはしておけないので、自分で補修、修理してみることに。
幸い剥がれた箇所は先日記事にした通りで細いゴムパーツ部分だけなので、これなら自分で貼り付けられるだろうと。
目次
グリップラバー補修に用意する物
用意したのは以下の2つのみ。
- ブロアー
- アロンアルファ
補修作業はいたって簡単で、
細かい埃などをブロアーで吹き飛ばしてアロンアルファで接着するだけ
です。
アロンアルファはたまたま前に購入していた
このアロンアルファがあったのでこれを使いました。
アロンアルファって本当にたまーにしか使わないから、いざ使おうとすると中身が固まっていて使えなかったりするんだけど、これは最初から小分けになっているので、保管が本当に便利。
それにしてもおかしな?ことに私のカメラの剥がれた部分のラバーと、α7Sのマグネシウム合金のボディの両方に一切接着剤が付着していた跡がないんですよねー。
まるで最初から接着されていなかったかのように本当に全く何も付着していませんでした。
一体どうやって接着していたのだろうか?と不思議に思ってしまうくらい。
でもそのお陰で接着剤の跡や付着物を除去する必要がなく、ただ単に貼り付けるだけで済んだのはラッキーでしたが。
実際に補修してみた
ラバーが剥がれた箇所のボディ部分に隙間なくアロンアルファを塗り、剥がれたラバーを被せて終わりです。
ただし、バッチリ貼り付けることが残念ながらできず、ボディとラバーとの間に隙間があいてしまいました。
それとアロンアルファの量をちょっと多めにし過ぎてしまったのか、ボディ側にちょっとはみ出してしまい「やべっ!」と思って指で拭いてしまったせいで接着剤の跡が残って汚くなったりも。
接着剤の量が少な過ぎるとちゃんと貼り付けられないし、多過ぎるとはみ出してしまって拭き取ったらこのように汚くなってしまうし、で予想していたよりも実際は難しかった。
これ接着面が小さかったからまだ良かったけど、接着面が大きかったら自分で修復するのはかなり難しいかも知れません。
瞬間接着剤のアロンアルファを使わないならそれほどでもないのでしょうが、速乾だし、貼り付けたらやり直せないし、失敗できないし、とアロンアルファでの補修は簡単だったけど予想以上に素人丸出しの結果になってしまいました。
ちなみに、このα7Sの場合は幸いラバーとボディの両方が摩擦がないツルツル素材だったから容易に接着しましたが、例えばシボ感があるボディなんかの場合でもちゃんと貼り付かない可能性はあるのかも知れません。
修理はできたけど
ってなわけで無事に接着してくれたのであっという間に修理は完了しました。
とりあえず再度剥がれてしまいそうな感じは今のところは全くありません。
特殊な接着剤も必要なく、普通に市販されているアロンアルファで問題ありませんでした。
もし5,000円くらいでラバー交換してもらえるならお願いしただろうけど、先日書いた通りでソニーの場合は電話サポートでこのグリップラバーの剥がれの修理費用の概算も教えてくれないため、いくら掛かるのかも分からないし、かと言っていつまでもプラプラさせておくと余計に被害が拡大しそうだったから自分で貼り付けてしまいました。
ただ、写真の通りで補修の跡が完全に分かってしまうので、これでこのα7Sは完全にジャンク品扱いになってしまい、下取りに出しても減額査定間違いなしとなってしまうでしょうね。
まぁ思い入れのあるカメラだし、とても気に入っているので、これからも末長く愛用していこうかなとは考えていますけども。