DPReviewで各社から発売されているミドルレンジのミラーレスカメラ4機種の比較動画をアップしていました。
比較している4機種のミラーレスカメラは全てAPS-Cセンサーを搭載している価格帯が10万円前後のカメラで、
主要カメラ各メーカーのこの4機種のミラーレスカメラ。
カメラのデザインや各種性能を項目別に分類して、1位から4位まで順位付けして比較しています。
目次
EOS M6 Mark II vs α6400 vs Z50 vs X-T30
デザイン&使い勝手
- ニコン Z50
- 富士フイルム X-T30
- キヤノン EOS M6 Mark II
- ソニー α6400
画質(イメージクオリティ)
- キヤノン EOS M6 Mark II
- 富士フイルム X-T30
- ソニー α6400
- ニコン Z50
動画性能(ビデオ)
- 富士フイルム X-T30
- ソニー α6400
- ニコン Z50
- キヤノン EOS M6 Mark II
オートフォーカス性能
- ソニー α6400
- キヤノン EOS M6 Mark II
- ニコン Z50
- 富士フイルム X-T30
レンズ
- 富士フイルム X-T30
- ソニー α6400
- キヤノン EOS M6 Mark II
- ニコン Z50
総合満足度
各項目の1位を4点、4位を1点として総合してみた結果。
- 富士フイルム X-T30・・・15点
- ソニー α6400・・・13点
- キヤノン EOS M6 Mark II・・・12点
- ニコン Z50・・・10点
まとめ
いずれのカメラも現在キャッシュバックキャンペーン中のため、更に安く購入可能なカメラたちで、サブはもちろん十分メインのカメラとして愛用可能な魅力的なカメラたちだと思います。
個人的に使用した経験があるカメラは存在せず、ソニーのα6500と富士フイルムのX-T20だけしか実際に購入して使った経験が無いため、私自身はどのカメラも評価は出来ませんけど、まぁ妥当な結果なのかなとは。
このYouTube動画の評価も「高く評価」している人の割合が圧倒的に多いから、皆さんこの順位には概ね賛同されているようです。
とはいえ、富士フイルムはAPS-Cセンサー搭載のミラーレスカメラにこだわって長年作り続けてきているから、その分アドバンテージがあるのは当然ですし、Z50は発売されたばかりでまだまだこれからのカメラなわけなので、点数が低くなって当然。
レンズラインナップでZ50が4位とか言われてもさすがに可哀想ですし、描写性能での評価に関しても装着するレンズによって大きく評価が変わってしまうので、この動画のランク付けに関しては参考程度に考えればよろしいかと。
私自身がこの4機種の中で購入を検討するとしたら、α6500を所有しているからα6400は除外するとして、X-T30が一番手、次にZ50、で最後にEOS M6 Mark IIって感じかな。
X-T30になってAF性能がグンと上がっている(この動画中ではビリケツでしたけど)そうだし、操作性や画質面ではなんの不満もなく(買って使ったX-T20の段階で既に)、短時間とはいえ4K/30Pが撮影可能な動画性能もコンパクト性、レンズラインナップ、価格も魅力的と言うことなし。
この4機種の中ならぶっちゃけ断トツで魅力的に感じます。
ただし、上位機種のX-T3も3万円のキャッシュバック中のため、10万円ちょいで買える計算ですから、私だったらもうちょっと頑張って出してX-T3に行くかな。
ニコンのZ50は値段もさることながら、ダブルズームキットを買えば35mm換算で24mmから375mmまでたった2本のレンズだけでカバー出来てしまうのが魅力的。
光学性能に優れるニコンですから、キットレンズとはいえそれなりに使えるレベルのレンズに仕上がっているようで、ネット上の感想も概ね評価が高いもよう。
実際私が購入したJ5の安いレンズたち(私は3本所有していました)でもかなり描写は良かったですから。
ただ、J5の安いレンズですら金属マウントだったのに、今回のキットレンズの2本がどちらもプラマウントなのが・・・。
キヤノンのEOS M6 Mark IIはやはり画素数の多さが魅力的でしょうか。
AFもキヤノンご自慢のデュアルピクセルCMOS AF搭載で気持ちよくピントを合わせてくれるようです。
動画機能も4K動画撮影時にクロップされず、下位機種だと4K撮影時はコントラストAFのみになってしまっていた点も改善されているようですね。
相変わらずプラスチッキーな質感のボディや、いつまで経っても増えないレンズラインナップ、外付けのファインダー等の不満はあっても値段から考えるとかなりお買い得なモデルかと。
ってなわけで、どれをチョイスしても満足度は高い4機種だと思うので、好みのメーカー(応援したいメーカー)のカメラを買うのがベストなのかも知れません。