ドローンの事前登録終了日ギリギリの6月19日に登録を済ませました。
登録作業自体は自宅で行えて面倒なことはないと考えていたのですが、予想以上に苦戦したのでその話も。
目次
ドローン登録までのチャートフロー
- アカウント作成
- ドローン機体新規登録
- 申請内容の確認(手作業)
- オンライン決済
- 登録完了
こんな感じ。
こうやって見ると製品の一般的なオンライン登録のチャートフローと一緒で、何も難しいことはないと思うでしょうが、色々と大変だったのは後述します。
システムエラー連発だったドローン登録
19日の最終日に登録を行った自分も悪いのでしょうが、アカウント作成は特に問題なく作成できたものの、その後のドローン機体の新規登録作業がとにかく「システムエラー」と表示されて登録に必要なデータがフォームから送信できませんでした。
このシステムエラーが発生する症状はツイッターでもかなり呟かれていて、私同様にこの意味不明なエラーが出て何度もやり直すはめになった人たち多数いたようで。
ネットワーク関連の専門家じゃないから推測になりますが、恐らくある程度の人数が同時にフォーム送信から送信してしまうと回線が混雑してしまって送信できなくなるエラーなのではなかろうかと。
電話の話し中みたいなものでしょうか。
私の場合は朝っぱらから11回やり直しても送信できなかったため、夕方に試したら一発で送信できたから恐らくそういうことなのでは?と。
事前登録最終日だったから余計に混雑していたのかも知れません。
なお、私は免許証を使って登録申請しましたが、作業自体は特別難しいことはありませんでしたが、システムエラー発生でやり直しの場合は最初からになるので、フォームへの個人情報の記入や、スマホで免許証の写真を合計3枚、枠が表示されてその枠に合わせて顔を動かす認証作業を1回という面倒くさい作業を結局12回もやらされました。
なかなか届かない振り込み情報のメール
無事に新規登録が済んだわけですが、今度は待てど暮らせどドローンの新規登録に必要な振り込み願いのメールが届きません。
新規登録がちゃんと出来なかったら大変なのでググって調べてみたところ、どうも職員の手作業で個人情報の確認等を行っているためある程度日にちが掛かるんだそうな。
私の場合も3日後にやっと手数料振り込みの案内メールが届いたので、それで決済して無事登録できたって形。
本当に大変だったのでしょう。作業されていた方々ご苦労さまでした。
マイナンバーカードの署名用パスワードロック
これは自分が悪いんですが、最初はドローン登録にクレジットカードじゃなくてマイナンバーカードを使うつもりでした。
マイナンバーカードで登録したほうがかなり安いので(マイナンバー900円、クレカ1,450円)。
ただ、署名用パスワードを打ち込んでもエラーが出てしまって先に進まず、結局5回失敗してマイナンバーカードのロックが掛かってしまうはめに。
パスワード間違っているはずないと思うんだけどなー。
毎回この手のパスワードは15文字で作った3つくらいのパスワードを使い回しているだけなんで。
でも、認証されなかったんだからやはり私が間違っていたんでしょう。
後日パスワードを新規で作り直す必要があるため、市役所に行くはめに。
ドローンを飛ばすために必要なこと
登録記号を機体に貼り付ける
振り込みも済んで無事にドローンを登録することが出来たのですが、
なお、無人航空機を飛行させる場合は、登録記号を表示させることが必要です。忘れずに登録記号を表示しましょう
最後に送られてきたメールにこのような意味不明な文言が・・・。
これも調べてみたところ、飛行させたい登録済みのドローンの機体に登録記号という番号が割り振られているので、これを機体に表示させないといけないのだそうな。
これは機体に直接マジックで書いてもよし、テープを貼ってそこにマジックで書いてもよし、機体に番号を彫ってもよし、と、とにかく機体の見える位置に登録記号を表示させる必要があるとのこと。
こんな登録記号をプリントしてステッカーを作ってくれるサービスまで登場してました。
安いところだと750円で作ってくれるみたい。
っていうか、この記号を電波で送るためにリモートIDってのが必要になるわけで、このリモートIDがあれば機体にわざわざ番号書いたり貼ったりしなくても良いのでは?と思うのですが・・・。
私は6月19日までの事前登録で登録済みなので、外付けのリモートID機器などの搭載は免除されているのですが、DJIのほうでファームウェアのアップデートでソフトウェアのリモートIDが組み込まれているので、機体への番号は要らないような気がするんですけど。
そもそも遥か上空に飛ばした機体に記載されている番号なんて誰も読めないわけで。
いずれにしてもやれと言われたらハイと答えるしかないのが現状なので、これもとりあえずシールに番号書いて貼り付けましたけど。
リモートID
このリモートIDは私は事前登録しているので、外付けで購入する必要はないみたいです。
また、DJIのドローンの場合はファームウェアのアップデートで内蔵リモートID機能に対応するとのこと。
私もアップデートしましたけど、とりあえず何か変わった点とかはありませんでした。
今後発売されるDJIのドローンは内蔵リモートIDが備わっているから外付けのリモートIDって必要ないんですかね?
それともリモートIDは別に買わないといけないのかな?
よくここら辺のこと私は理解できていません。
まとめ
そんなわけで、個人利用のたかだかオモチャを空に飛ばすだけなのにエライことになりました。
もちろんそのオモチャで色々と事件や事故が起こっているのだから仕方がないとはいえ、ここまでやらされる国って他にあるのだろうか?
今後は個人で遊ぶためにドローンを飛ばすだけでも免許が必要になってくるんでしょうね。
ドローンの2022年の12月から国家資格になり、当面はドローンを飛ばしたい誰しもが免許が必要になるわけではないようですが。
免許取るためにまたお金が必要になり、更新にも必要になりと。
新たな税収として期待されてそう。
今回はクレジットカードで支払った手数料が3年で1,450円と安価だったことと、リモートIDの外付けの必要性もないことからドローン登録しましたが、免許制度とか始まったらさすがに馬鹿らしいんでドローンはやめるつもり。
ドローンを飛ばすのは本当に楽しいけど、そこまでして飛ばしたいとはさすがに思えないので。