先日クラウド型の新しいLightroom CCのニュースが流れましたが、私はスタンドアローンの買い切り版Lightroom6を使っているため、全く関係ない話だと考えていました。
私が使用している買い切り版のLightroomと、現行のCreative Cloud版のLightroom CCとの違いは、単に「かすみの除去」機能が買い切り版には無いってだけで、後はなんら機能や性能は変わりません。
実際、本日もLightroomのアップデートがあり、普通にアップデートしたばかりでしたし。
が、なんとこのスタンドアローンの買い切り版のLightroomは現行の最新バージョンである「6」が最後のバージョンとなり、Lightroom7は発売されず、しかも来年以降はこの「6」にバグが発生したとしてもアップデータは用意されないとの話で、買い切り版の利用者はアドビから事実上の排除宣告をされていた模様。
目次
Lrの買い替えを迫られることに
アップデータが用意されないと言うことは、ぶっちゃけネットワークに繋がったPCやMacでは使い続けることが出来ないと言う話になります。
もちろんそこまで重大なセキュリティの問題が発生するようなバグが今後見つかるのか否かによっても変わってくる話だけど、まぁ普通に考えればヤメた方が良さげですわな。
それと更に困るのが、新しいカメラが未対応になるってことですね。アップデータが来ないってことは必然的にそうなるはず(これについてはどこのニュースサイトにも書かれていませんでしたが)。
今度ソニーから出る「α7R III」とかはどうなるんだろ?年末の11月25日発売だからギリギリOK?
ちょっと色々手放して思い切って買ってみようかと考えていたところだったのですが…。
ちなみに私がLightroom6を導入したのは2015年の9月なので、丸2年は使えたこととなり、買い切り版Lightroomに支払った額は十分元は取れたのかなとは思います。
既にRAWのみでしか撮影しなくなっていて、Lightroom自体はなくてはならない存在だし、仕方がないから今後時期を見てLightroom CCに移行しようかなとは考えていますけど、やっぱ何だか納得いかない気はどうしてもしてしまいます。
世の中サブスクリプションの流れに
サブスクリプションといってソフトを買い取るのではなく、借りる形で利用させてもらって月額や年額でお支払いのソフトの形は近年どんどん広がりを見せているようで、私がMacで愛用している1Passwordなんかもこのサブスクリプションに変更されてしまいました。
根本的にこのサブスクリプション方式に嫌悪感を覚えるのは、やはり「使わなくても支払う必要がある」ってところでしょうかね。
特に私はLightroomで頻繁に写真の管理はしているけど、現像はあまりしていない、と言うより、外付けHDDに写真を入れてLightroomで読み込んで管理して終わりにしてしまうケースが多いので、そこまで使っていない利用している気がしないLightroomに対して毎月支払うのは非常に抵抗があります。
クラウド保存が嫌い
それと新しいLightroom CCは写真をクラウドに保存する形になるって言うのも個人的には非常に気に入りません。
クラウドサービスって確かに便利は便利だし、既に一般的に普及し、多くの人達が普通に使っているサービスなんだけど、私自身はどうしても未だに信用できません。
だから、Lightroom云々以前にそもそもクラウドサービスの類を殆ど使っていないからメチャクチャ嫌悪感を感じます。
現行Lightroomは無くならない
ただし、現行のLightroom CCは名前をLightroom CC Classicと改名し残るとのこと。
Lightroom CC Classicの方だと、クラウドサービスを使うことなく、今まで通りローカルのHDDに写真を保存し、管理&現像できるとの話なので、その点は一安心。
Photoshopも使えるし
そんなわけで、私は直ぐには移行するつもりはありませんが、今後は時期を見てCreative CloudのLightroom CCを契約する予定。
一応アドビのサイト見てみたけど「フォトプラン20G」で良いのかな?
これだと月額980円でLightroom Classic CCと20GのクラウドストレージにPhotoshop CCまで付いてくるようですね。
ちなみにPhotoshopはエレメンツのバージョン14をインストールはしていましたが、ほぼ使っていませんでしたので、これを機にPhotoshopも少し覚えてみようかな。
ただ将来的にはLightroom Classic CCもなくして、完全にクラウドサービスのみのLightroom CCに変更されるんでしょうね。大規模なデータ流出のようなヘマやらかさない限りは…。
どんどん嫌な世の中になるな。
Lightroom CC を使うためには全ファイルをクラウドにアップロードする必要があるようです。
残念ながら、私が制作するタイムラップスは1作品あたり千枚以上で、とてもアップロードしてから使うことができません。
よって、今は Photodirector V9 という単体製品を使うようにしています。
競合製品が出てくると、Adobe も反省して単体製品を出すことに期待しています。
「Lightroom CC」ではなく「Lightroom Classic CC」の方は
従来通りのLightroomと一緒なので、写真をクラウド上にアップロードしないで使えますよ。
月額980円のフォトプランであればCCもClassicも両方使えるので便利です。
加えてPhotoshop CCも使えるので、月額制は私は嫌いですが、
実際使ってみると金額的に見合った内容なのかなとは感じています。