
私が2016年11月現在所有しているレンズ交換式のデジタルカメラの数々です。
- シグマ:sd Quattro
- Canon:EOS Kiss X3
- Canon:EOS 60D
- ソニー:α7S
- Nikon:ニコン1 J5
目次
Canon:EOS Kiss X3

私が初めて購入したレンズ交換式のデジカメ。
今現在は防湿庫の中で眠ったままになっている事が殆どになりました。
購入当時、ネットショップのオーナーをしており、膨大な数の商品数を取り扱っていて、綺麗な写真をアップすれば売り上げにも直結する商品写真を外注するとエライ額の出費になってしまうため、必要に駆られて購入したって形。
ただ、うちの取扱商品がガラス製品だったので、私の撮影技術ではどうにも上手く撮影できず、結局は購入前に利用していたデジカメで写した写真と代わり映えがしませんでした(^_^;)
機械物は長期間電源入れないと壊れてしまうから、たまに防湿庫から出して撮りますけど、写りに関しては未だ現役で全然通用しますね。
数世代前のエントリーモデルとは言え、さすがCanonのカメラは丈夫だなだなぁと感心します。
Canon:EOS 60D

Kiss X3からのステップアップに買った60Dでしたが、あまり出番がなく使っていませんでした。
現時点でもレリーズ回数は2万回程度。
やはり大きさと重さで持ち歩くのが苦で使っていなかったって形。
最近になってちょいちょい使っていたものの、別のカメラを買ってしまい結局は防湿庫行きに。
勿体無いからヤフオクに出しても良いんだけど、程度が抜群に良くても二束三文で落札されるんで、勿体無いから家に置いています。
このカメラの最大の欠点はライブビュー撮影のAFがクソ遅いところと、フォーカスポイントが中央寄りに9点しかないため構図が限られてしまう点。
今ではキヤノンのカメラの代名詞ともなった「デュアルピクセルCMOS AF」が搭載されていません。
この上の70DからデュアルピクセルCMOS AFや、タッチフォーカスとかが搭載されるようになって大幅にAFが強化されましたけど、Canonの中級機でもこの60Dの頃まではAF性能に関しては今の機種から考えると本当にポンコツでした。
でも写りは抜群です。今でも全然現役で通用します。
ソニー:α7S

私が初めて購入した高額カメラ。
2015年の6月末に購入した時点でSEL55F18Zのレンズとの組み合わせで約30万円しましたが、α7Sは今現在(2018年現在)の販売価格も20万円超えているのがなんとも。
熊本の地震の影響らしいですけど、順調に価格が落ちていれば値頃感が出て買われやすかっただろうにと残念に思います。
それくらい自分の中での神カメラで、とりあえずこのカメラのお陰で写真を撮る楽しみを知りました。
飛び抜けた高感度のお陰でどんなシチュエーションでも撮れるのは、素人同然の私にとっては凄く使いやすかったし、フルサイズならではのボケで何でも無い写真がワンランク上に見えるのも撮るのが楽しくなった理由。
ただその高感度特性を生かした夜景なり星空の写真なんかにはまだチャレンジしていないし、今後は動画も本格的に撮ってみたいと思っているから、これからまだまだ使い込んでいくつもりです。
弱点はコントラストAFのみのAF性能で、ソニー製ミラーレスカメラの代名詞にもなっている「4Dフォーカス」だとか「ファストハイブリッドAF」が搭載されていません。
もっともマウントアダプターつけてマニュアルレンズで遊んだりしているくらいだから、AF性能に関しては私自身はあまり気にならないですけど。
ちなみに有効画素数は約1220万画素しかありませんが、写真は3:2のアスペクト比で4240×2832のサイズで保存できるから特に不満は感じていません。
シグマ:sd Quattro

今年7月の発売日に予約購入したカメラ。
今まではRX100を除くと十分に値落ちしてからしかカメラは購入しなかったから、初めて発売日に購入したカメラになりました。
「フォビオンセンサーが凄い!」と言うのはmerrillの頃から知っていたんで、どうしても一度使ってみたくて買ってしまいましたが、AFの遅さと言うより、シャッターを切るだけでセンサーが汚れるセンサーダスト問題とフリーズするのに悩まされて一時は手放す事も考えました。
今現在は数回のファームウェアのアップデートでフリーズ問題も完全では無いもののほぼ改善しているし、センサーダストの問題は1年間無償修理が行われるし、AF速度も当初よりもかなり速くなり・・・とだいぶ気持ち良く使えるカメラになってきました。
とは言え、高感度性能の低さは相変わらずで、基本的にISO100しか使えない(と言うか使いたくない)のと、微妙なブレでも写りに影響してしまうため、手ぶれ補正付きの24-105mm F4をつけて家の中で撮影していても基本三脚必須になるのは厳しいです。
ブレさえ抑えればフォビオンセンサーならではの高精細な写真が撮れるので三脚使用が気にならなければ、今の価格ならバーゲンセールじゃないかと。
昨今のカメラ任せで簡単に撮れる便利なカメラとは一線を画すものの、フォーカスポイントを自分で決めて、じっくり丁寧に撮るカメラは「自分で撮っている」と言う感覚があり、不便さゆえの楽しさがあります。
このsd Quattroが現時点での私のメイン機です。
Nikon:ニコン1 J5

間違えてコンデジの中に加えてしまったため、最上部のカメラ写真の一覧に入れ忘れてしまいましたが、現在のお散歩カメラがこのJ5です。
ニコン1自体が色々言われていて評判は決して良く無いカメラですけど、非常にコンパクトな割にボディの質感が良く、操作性もまずまず、ローパスフィルターレスでキリっとしたシャープな描写性能も相まってかなり気に入って使っています。
私が所有しているレンズ交換式のカメラの中ではずば抜けてAF性能が高いです。
連写性能も凄いのですが、連写して撮ってみたい被写体が今のところ見つからず、全く使いこなせていません。
J5はレンズ類の種類が少ないのが玉に瑕ですが、安くて良く写るレンズが数本あるから私はそれで満足。何より小さいボディながら質感が良く、デザインもレトロっぽくて可愛らしいからカメラ好きにはたまらない一台。
競合カメラでパナのGF7が価格コムとかで異常に人気があるみたいだけど、あれよりボディの質感が遥かに良いし、GF7ってボディ単体での販売も明るい単焦点レンズセットもなく、強制的に暗いキットズームが2本付いてくるだけだから、個人的にはGF7よりJ5の方が全然良いと思いますけどね。
ただ、レンズ含めたトータルで考えると、GF7の場合はレンズを追加購入しても手頃な値段で格上のボディが沢山種類があって、GF7から乗り換えたり、追加したりしても勿体無くないのに対して、J5にはその選択肢が無いって言うのがね。しかもニコ1自体が終わる(センサーサイズが大きくなる?)とか言われれいるみたいだから…。
プラスもう1台
これらが現在私が所有しているレンズ交換式のデジカメです。
これとは他にコンデジがありますので次の機会に。
なお、これとは別に来月の2日にα6500が届くので合計6台になる予定。
私の場合はカメラは写真を撮る機械と言うより、ガジェットに近い感覚で、購入して触っているだけで満足できる物だから、古いカメラは下取りで処分するって気にならず、どうしても増えてしまうんですよねー。
本当はカメラは少なくて良いから、レンズの方にお金をかけると言うのが「写真を撮る事が好き」な方々の真っ当な考え方なんでしょうが、私にとってのレンズはただの何の変哲も無いレンズだから、高額なレンズは殆ど持っていません。
でも、これからはむしろレンズの方を重視して、少しずつ揃えていきたいなと考えています。
ってそんな事言っておいてα6500とか買ってるんだけども(^_^;)
ソニー:α6500

ここから下は追記になります。
同じソニーでもセンサーサイズがフルサイズのα7Sに対して、こちらはAPS-Cのデジカメ。
α7Sは4K動画が撮れなかったのと、AFがショボかったので、その両方をカバーし、尚且つ同じレンズを焦点距離を異なる形で使いまわせる理想的な組み合わせとして購入してみました。
当然4K動画機能やAF性能、連写性能は素晴らしいの一言ですけど、予想以上に写真のクオリティが高かったのが印象的で、良いレンズさえ使えばsd Quattroにも負けない描写力を見せてくれます。
4K動画撮影時に液晶の明るさが固定になってしまうのと、シャッタースピードが1/4000までなのが玉に瑕ですが、コンパクトで持ち運びやすいサイズ感もあり、2018年現在の私のメイン機となっています。
富士フイルム:X-T20

レンズキットを購入したものの、AF周りにどう考えても不具合としか考え難い症状が発生するので、1か月程度で手放してしまったカメラ。
購入した2017年の夏はあまりにも雨の日ばかりで、ろくにテストも出来なかったため、気付いた段階では購入店で新品交換してもらうことも出来ず。
かと言ってフジに見せても修理されたら傷物になって値打ちが下がるし、「症状が再現されません」で戻ってきても面倒臭いし…で結局手放すことに。
とは言え、描写力は本当に素晴らしかったし、定評あるフジの色も確かに美しかったです。
コスパも良いので、「10万円くらいでデジカメを探している」とか聞かれたらX-T20のレンズキットをオススメするつもり。
ソニー:α7RIII

3台目のソニー機。
しかも35万円!なんか完全に調子に乗っちゃったんですよねー。
α7Sもα6500も手放していないので、ソニー機3台全て手元にあります。
電源オンからのもっさりとした立ち上がりだとか、他のメーカーのカメラに劣る点はまだあるし、改良点は存在しますけど、とりあえずソニーのフルサイズミラーレス機の一応の到達点なのではないかと。
ただ、あまり使っていて面白味を感じません。
凄い写真(素晴らしいとか良いとはまた別)が簡単に撮れても、完全にカメラに撮らされている形になるので。
とは言え、この追記を書いている時点で、パナの「G9 Pro」やらフジの「X-H1」のような他社の魅力的なカメラが発売&発表されているものの、さすがにα7RIIIも所有していると買いたいとは思わなくなりました。
このカメラを購入したことで、当面私のカメラ購入の旅は終わりになりそう・・・。
とか言っておいて、また買ったら追記するわけですが。