OM-D E-M5 Mark III発売間近にあえてOM-D E-M5 Mark IIを買った理由とレビューを

OM-D E-M5 Mark IIレンズキット

OM-D E-M5 Mark IIレンズキット

OM-D E-M5 Mark IIIが8月に発売されるということを知っていながら2か月前の6月にOM-D E-M5 Mark IIを新品購入しちゃいました。

OM-D E-M5 Mark IIをあえて購入した理由

値段

2015年2月に発売された既に発売から4年半近く経っているカメラですから、

価格は私が購入した「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」が付属したレンズキットでポイント還元分も含めると約9万円と発売当初の約半値。

OM-D E-M5 Mark IIIが発売されると更に下がる可能性はあるもの、十分に底値近辺だと思うし、個人的にはこの価格はお買い得だと考えてOM-D E-M5 Mark IIIの発売を待つことなく買ってしまいました。

サブ機としての使用目的

私はメインでα7R IIIを使っていますから、購入してもサブ機扱いになりますし、ぶっちゃけそこまでの性能・機能は必要としませんでした。

強力な手ぶれ補正と防塵防滴性能

うちのカメラ達には備わっていない、もしくは備わっていてもOM-D E-M5 Mark IIほどでは無い「強力な手ぶれ補正」と「防塵防滴性能」を試してみたかったので、最も安価に試せるこの機種のチョイスが私にはベストでした。

富士フイルムの色を試すのに安価なフジのカメラを買ってみるのと同じ理屈です。

とりあえずオリンパスのカメラを使ってみたかった

私自身は日本のカメラメーカーのカメラだとオリンパスのカメラだけ買って使った経験がありませんでしたので、オリンパスのカメラを一度使ってみたいという気持ちもあったこともあり、それなら値頃感満載のこの機種で十分かなと。

ちなみに後発機種のOM-D E-M10 MarkIIIは防塵防滴性能がありませんでしたので、最初から眼中にありませんでした。

簡単ですけど、OM-D E-M5 Mark IIIを待たずに購入した理由は以上。

で、実際買ってみて使ってみている印象を以下に。

OM-D E-M5 Mark IIのレビュー

価格.com風に点数をつけると

OM-D E-M5 Mark IIの評価
満足度
(4.0)
デザイン
(5.0)
画質
(4.0)
操作性
(2.0)
バッテリー
(3.0)
携帯性
(3.0)
機能性
(4.0)
液晶
(3.0)
ホールド感
(2.0)

もし私が価格コムにOM-D E-M5 Mark IIのレビューを書き込んだとしたらこんな採点になるのかなと。

ダメなところは多々あれど「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」付属で約9万円で買ったカメラとしては個人的にはかなり満足度は高かったです。

レンズの性能もやはりプロレンズということで素晴らしくて非常に気に入りましたし。

やっぱキットレンズはケチらずこっちを選んでおいて正解だったみたい。

デザイン性

デザインは見た目の美しさはもちろん、防塵防滴性能を高めるために金属製でガッチリと作られた剛性感も含めて素晴らしく、ダイヤルを回した際やレバーを上下した際のクリック感や、ボタンを押した際の跳ね返り具合、バリアングル液晶の開閉時のヒンジのガッチリした感じ等々、全て引っ括めて非常に気に入っています。

私のような写真オタクじゃない単なるブログ書きのブロガーで機材オタクの場合は、いくら写りが良いカメラでも「モノ」として見た時にダメなカメラ(ボディがプラスチッキーとか)に対しては全く食指が動かないので、このカメラはその点で所有欲がわく非常に良いカメラだと素直に感じました。

画質

画質は「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」の影響もあってか極めてシャープで、α7R IIIまで使っている私から見ても特に不満を覚えることはありません。

1600万画素の低画素機であることも、所有しているα7Sで低画素機の画質の写りや満足度がどの程度のものなのか十分分かっているつもりなので何の問題もなし。

OM-D E-M5 MarkII × M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

ただちょっと必要以上に「頑張ってバキバキに写しました!」的なシャープに出てくる絵に何とも言えない余裕のなさみたいなものを感じることは確か。

この紫陽花の写真はRAWで撮影していますが、シャープネスの値はデフォルトのまま。

このシャープネスの高さがオリンパス独自の絵作りによるものなのか、センサーサイズの小ささから来るものなのか、画素数の少なさからなのか、それら全てなのかは分かりませんけど。

ローパスフィルターレス機ですからある程度シャープな絵になるのは分かっていましたが、予想以上で当初はちょっと困惑しました。

もっとも私はRAWでしか撮影しませんので、必要以上にどギツいと感じたら柔らかい絵に修正すれば良いだけだからそれほど問題にはなりませんけども。

操作性

独自性が強くて非常に取っつきにくく、かなり酷いです。

操作性に関しては本当に酷すぎ。

恐らく一眼レフユーザーはもちろん、他社のミラーレスユーザーがこのカメラをデフォルト設定で使った場合、確実に操作性で戸惑ってマニュアル読む羽目になるかと。

  • ドライブモードは?
  • ISO感度設定は?
  • 「AF-S」「AF-C」の設定は?
  • AFポイントの変更は?
  • 測光モードは?

様々なメーカーのカメラを使ってきている私でも最初に触った時は本当にこんな感じで頭の中が?だらけになりました。

ただし、メニューがタッチ操作が可能(操作可能範囲は限定的ですが)なことと

OKボタンを押して現れるこの「LVスーパーコンパネ」に必要なほとんどの設定項目が表示されてここから変更可能なので、慣れればそれなりには使いやすく感じることは可能です。

まぁ要はこのコンパネと呼ばれる画面を出して設定してくれってのがオリンパスの考えのようですね。

説明書にもそんな感じで書かれていますから。

じゃあこのコンパネの機能の配置とか不必要な項目を削ったり出来るのか?というと出来ないみたい(ここら辺定かではなりませんが)ですけど。

「LVスーパーコンパネ」はタッチ操作が有効なので、項目削って機能の表示部分を大きく表示させることが可能ならタッチしやすくなるのに、それすらできないっぽいです。

OM-D E-M5 MarkIIの背面

OM-D E-M5 MarkIIの背面

あとは例えば、十字キーがデフォルト設定でダイレクトでAFポイントを移動することができるいわゆる「ジョイスティック機能」に割り当てられているため、

ソニーのα6500

ソニーのα6500

他社の十字キー搭載でデフォルトで上下左右に機能が割り当てられているミラーレスカメラなんかと操作性が大きく異なります。

もちろんこの十字キーにも機能を割り当てられるように設定はできるのですが、右ボタンと下ボタンしか割り当てられないし、割り当てられる機能の種類もかなりの制限があります。

この十字キーをジョイスティック機能に割り当てるか、それを潰して上下左右に機能を割り当てるようにするのかを解消する一つの方法として、ファインダーをのぞきながらでも指で液晶モニターをなぞるとAFポイントを移動できる「ドラッグAF」とか呼ばれる機能が他のメーカーには搭載されているんだけど、このカメラはタッチモニターやタッチAFまで搭載し、大規模なファームウェアのアップデートを4回も行っていながらそれが搭載されていない謎。

これOM-D E-M10 Mark IIにも「AFターゲットパッド」という名称で普通に備わっている機能なのに、何故この機種には付けないんでしょうかね?意味が全く分かりません。

OM-D E-M5 MarkIIの上面

OM-D E-M5 MarkIIの上面

機能を自由に割り当てられてカスタマイズ可能な「Fn(ファンクション)ボタン」も沢山用意されてはいるものの、デフォルトだとあまり必要性を感じない機能が割り当てられているのも???です。

写真のように誰も頻繁に使わないであろう「HDR」とか「トーンカーブ」のアイコンとか印字されちゃってる始末。

もちろんこれらも割り当ての変更は可能ですけど、十字キー同様に割り当てられる機能はかなり制限されてしまいます。

60Dの上面

60Dの上面

Fnボタンや十字キーには普通のカメラ同様に「ISO感度」や「ドライブモード」等をデフォルトにしときゃ良いのに、何でこんな形にしちゃってるのか開発者の頭の中の構造を知りたくなるレベル。

おまけにメニューのユーザーインターフェースも酷いの一言。

ソニーが階層が深くてよく批判されますが、ソニーのメニューなんてこれに比べればまだ可愛らしいものです。

OM-D E-M5 MarkIIのメニュー画面

OM-D E-M5 MarkIIのメニュー画面

特にこの「歯車アイコン」からの階層がヤバイほど深くて数が多くてでビックリしますし、マジで使いづらい。

おまけに写真のようにいちいち説明文が表示されるのも非表示に出来ない?みたいで鬱陶しくて仕方がありません。

とはいえ、操作性に関しては色々言っても仕方ないので慣れるしかない

私のように様々なメーカーのカメラを使っていれば必然的にそのメーカーごとに合わせて行かなければいきませんから、こういうのは慣れっこです。

とりあえずOKボタンを押して現れる「LVスーパーコンパネ」を使えば使いたいほとんどの項目の設定変更が可能なのが救い。

ってなわけで、とにかく不満が多いこのカメラの操作性。

使い慣れればまた印象も変わるかも知れませんし、もしかすると私が分かっていないだけで上記した不満点は改善可能だったりするのかも知れませんが、いずれにしても私はこのカメラの操作性に星2以上は私は付けられないことに変わりはなさそう。

バッテリーの持ち

いたって普通の持ち具合。

珍しいことにバッテリーには製造年月日が印字されていて、新品購入している私の個体には2018年の8月と記載されていました。

約1年前に製造されたバッテリーですからこれを古いと考えるか、新しいと考えるかは人それぞれでしょうが。

携帯性

剛性感や重量感のあるボディに加え「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」もそれなりの重量と大きさがあるため、この組み合わせだと携帯性はいまいちで、メーカーが小さく作れるとうたっているマイクロフォーサーズの利点を生かしきれない格好。

ボディは私が所有しているα7Sとほぼ同じサイズですし。

とはいえ、このくらいのサイズ感はα7RIIIにGマスターレンズとかを持ち歩くことも少なくない私個人としては全然許容範囲で、ズシッと感じる重みは金属で作られた剛性感の高いボディの証でむしろ私には心地良いくらい。

機能性

大規模なファームウェアのアップデートを繰り返してきたこともあって、4年以上前に作られたカメラとは思えないほど多機能です。

それだけに余計に「ドラッグAF(タッチパッドAF)」は付けて欲しかったと思いますけどねー。

ほんと何で付けなかったんだろ?

フジのX-T20なんかユーザーからの要望が多数だったからか、速攻でファームウェアのアップデートで付けた機能でしたけどね。

液晶

液晶モニターの表示品質に関してやバリアングルに関しては特に文句ありませんが、液晶モニター引っ張り出すとファインダーとの自動切り替えが自動的にオフになってしまい、ファインダー表示がオフになってしまいます。

そのため、モニターを開いた状態のままファインダーをのぞきたい場合はモニターをいちいち戻す必要性があって本当に面倒

これα6500もモニターをチルトさせるとファインダー表示は同様に自動的にオフになるんです。

モニター撮影中にタッチAF等でモニターをタッチする際に指が邪魔してファインダーと液晶の自動切り替えが働いてしまうことを防ぐ目的で。

ただし、チルトの場合は簡単にスライドするだけで元に戻せるからまだしも、バリアングルは元に戻すのが面倒だから困るわけです。

モニターを開いた状態でもちょっとファインダーをのぞいて撮影したいって時はあるので。

バリアングル開いた状態でもファインダーを見ることができるようにする設定項目って本当に無いのかな?

これユーザー誰もが不便に感じているはずでは?と思うのですが。

ホールド感

レンズとの兼ね合いはあるでしょうが、ハッキリ言って酷いです。

浅いグリップのせいでグリップ感が悪く、382gと決して重くはない付属の標準ズームレンズの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」を装着している時ですらホールド性が良くありません。

もっとも使っていたフジのX-T20よりは親指部分のサムレストがちゃんと指が引っかかるようには作られているからまだマシかな?って感じですけど。

その他

価格コムのレビュー項目にないその他の機能・性能だと、AF性能に関しては「シングル1点でしか使いません」ってくらいの性能です。

一点での合焦速度はそれなりに速くて精度も問題ないので、私は不満はありません。

シャッター音に関しては、音が高めで控えめの金属音で個人的に非常に心地が良いです。

ただ、音が小さすぎて物足りないと感じる人は感じるのかも。

とりあえずそのくらいかな?

OM-D E-M5 Mark IIの作例

以下にちょっと作例を。

OM-D E-M5 MarkII × M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

開放F2.8での色とボケのチェック用。

色に関しては「いかにも数世代前のソニーセンサーの色」って感じでアッサリしています。

OM-D E-M5 MarkII × M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

青も緑もアッサリなので、RAWで撮影して色は好みの色に変えたほうが良さげ。

あ、上の2枚はそれぞれその青と緑をいじってます。

撮って出しだと色味を「Vivid」で撮影しても地味目です。

OM-D E-M5 MarkII × M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

シャープに写りますので、基本的にはシャープネスの値をいじる必要はなさげ。

それと、RAWで撮影してLightroomで読み込むと、

マイクロフォーサーズ機の場合はレンズ補正情報がないようで、オリンパスやパナソニックが見つかりませんでした。

RAWの場合でもカメラで撮影した段階で自動で周辺減光等の補正が入るみたいです。

OM-D E-M5 MarkII × M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

これ開放のF2.8ですけど、周辺までしっかり描写されていて驚きました。

上の2枚は突然降ってきた雨の中で撮影していますが、かなりビショビショにカメラとレンズを濡らしてしまいましたけど、本当にビクともしませんでしたね。

もちろんその場で壊れなくても後々ボディブローのように効いてくる可能性は無きにしも非ずなのかもですけど。

本当に濡らしても故障しないのかは今後実験してみて記事にしてみるつもり。

OM-D E-M5 Mark IIのまとめ

このカメラが私にとって初のオリンパス機だったわけですが、とりあえず一言で言い表すなら「使いづらい」。

操作性やユーザーインターフェース(以下UI)が独特すぎて、取っ付きにくいにも程がある。

ただし、今後発売されるOM-D E-M5 Mark IIIでは操作性の面でも色々と改善されているでしょうから、かなり良いカメラに仕上がって発売されるのではと思います。

まぁその点でも普通にメイン機として考えるのであれば「OM-D E-M5 Mark III」の発表まで待つのが得策かも。

ちなみに特に操作系に関して色々書きましたが、まだまだ全然使えていないし、説明書もじっくり読んでる暇もないため、もしかしたら私が不満に感じている部分は設定で修正可能なのかも知れません。

「なに言ってんの?そんなの出来るわ!」ってなところがありましたら、こっそりコメントで教えて下さると助かります。

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