Peak Designのアンカーは、ダサいデザインとカラーリングゆえ、カメラに取り付けるとみっともない見た目になってしまう反面、一度使ってしまうとその便利さから取り外すことが出来なくなるカメラユーザー必須のアイテムだったりするのですが、紐の部分が細くなった改良版のV3に不具合が発生する可能性があるとかで、V3購入者を対象に、改良品のV4に無償アップデートしてくれるそうです。
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何故V4を無償送付?
アンカーV3で紐が細くなり、カメラのストラップホールに簡単に挿入することが可能になったのですが、細くしたことでやはり摩耗で切れやすくなってしまうケースが出てしまったそうです。
100万個のアンカーを発売、12万人が入手し、その内7件コードの摩耗が報告されたため、今回新しい物を送ってくれることになったとの話。
アンカーを取り付けるのは高額なカメラとレンズだったりするわけで、万一アンカーの紐が切れてしまって企業の信頼を失墜させたり、賠償問題に発展するよりは、コストがかかっても無償で配ってしまえってことなんでしょう。
それにしても、100万個分のアンカーを無償提供し、送料まで負担するとなると大変でしょうね。
それでもこういう企業の誠意ある対応が「また買うか」と購買意欲を促すのは間違いない。
タムロンなんぞ欠陥レンズ売りつけておきながら、1か月経ってもファームウェアの更新すら出来ないんだから…。
こういう対応されたら「二度と買わね!」と普通はなってしまいますわな。
アンカーV3→V4に無償交換する方法
日本の正規代理店である「銀一株式会社」の公式サイトからリンク先に飛んでフォームに個人情報を記入していくだけです。
住所を英語記入しなければいけないのが面倒かも知れませんが、記入例も書かれているから特に問題はないかと。
本当に簡単なフォーム内容の記入だけで無料で送ってくれるようです。
購入証明書提出の必要性なし
それにしてもこのフォーム内容は、V3の所有個数や、メアドや名前住所等の個人情報を打ち込むだけで、本当に簡単な内容だけでOKな上に、領収書や納品書と言った購入を証明する書類を提出する必要がありません。
しかも、この不具合のあるV3(V1も)を所有している個数すら完全に自己申告。
私はV3は4個しか所有していませんから、ちゃんと4個と申告しているけど、8個だ、12個だって申告する奴絶対いるだろなと。
そもそも購入証明書の提出が必要ないため、V3どころかアンカーの未購入者でも、フォームから送信してしまえば送ってもらえてしまうことに…。
これダメだと思うけどなー。
このご時世こんな性善説に基づいたリコール方法をとったら大損しかねないと危惧してしまいます…。
まぁアンカーだけあっても成り立たないシステムなので、嘘ついてアンカー貰った奴はストラップ買わなきゃならなくなるけども。