本日6月20日のアップデートでLightroomがタムロンの28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)に対応しました。
これでレンズプロファイル補正を当てることが出来るようになり、設定一発でRAW現像時の周辺光量落ちや歪みをLightroomが補正してくれるようになっています。
目次
28mm側
ワイド端28mmの樽型歪曲を自動補正。
75mm側
テレ端75mmの糸巻き型歪曲と周辺光量落ちを自動補正。
かなり暗い写真ですが、自動補正以外手を加えていないRAWデータなので。
「測光モード」を「ハイライト重点」で青空を撮影したから必要以上に暗くなったのかも。
まぁここから色変えるので問題無いですけど。
周辺光量落ちの補正はちょっとやり過ぎるからか、このような青空の写真等で周辺が必要以上に白っぽくなってしまうケースがありました。
ファームウェアは未だ来ず
今回アップデートが来たのはあくまでもAdobeのLightroomなので、タムロンのこのレンズで発生する動画撮影時のオートフォーカスがおかしくなる不具合は、そろそろ発売から1か月経ちますが未だに修正されていません。
タムロンはファームウェアのアップデートで修正しますと公式サイト上でアナウンスしていますが、それっきりで未だ何らアクションは無し。
ファームウェアのアップデートという方法が取れる製品だからまだマシですけど、車とかなら即刻リコールすべきレベルの不具合ですから、タムロンは事の重大性をもっと真剣に受け止め、ユーザーに対して真摯に対応すべきと私は思うのですが…。
個人的には動画撮影に便利だからズームレンズを購入した側面も大きいので、まともに使えないのは不愉快極まりありません。
ちなみに、α6500に取り付けて動画撮影をしてみたところ、何故か症状が全く出ませんでした。
「直ったのか?」と思ってα7R IIIに付けてみたら、いきなりピントが合わないこの症状が発生して草生えましたが(苦笑)
って言うか、ソニーのライセンス商品なんだから、ソニーの技術者と共同で調査すりゃすぐに原因特定出来そうなもんだと思うんだけどなぁー。
まぁそれが出来ないから時間が経ってるんだろうけど。