私のおすすめカメラアクセサリー

シグマ「24-70mm F2.8 DG DN」レンズ内にホコリ(埃)やチリ、ゴミが混入する問題

私物の24-70mm F2.8 DG DN
私物の24-70mm F2.8 DG DN

私も所有していてα7RⅢにほぼ付けっぱなしにしているくらいお気に入りのレンズ、

シグマの「24-70mm F2.8 DG DN | Art」ですが、ホコリ(埃)やチリがレンズ内に混入してしまう問題の報告が国内外から多々あがっています。

24-70mm F2.8 DG DNの埃混入問題とは?

前玉の次のレンズ面(レンズ内)に埃やチリが乗ってしまってブロアー等で取れない問題です。

ズームレンズは焦点距離を変更する際に伸縮を繰り返して空気が入る関係上、どうしてもレンズ内に埃やチリが混入しやすくなるのは仕方がないのですが、このレンズの場合は、

  • 使用頻度が少ないにも関わらず
  • 使用回数が少ないにも関わらず
  • 混入報告が非常に多い

というのが特徴で、

海外では「dust issue」として沢山の報告があがっていますし、

日本国内でも価格コムのスレッドや、ブログ等で報告が多数あがっています。

私の24-70mm F2.8 DG DNにもホコリが

私の24-70mm F2.8 DG DNにもホコリが
私の24-70mm F2.8 DG DNにもホコリが

実は私の個体にもレンズ内にホコリやチリの混入が多数見られます。

上の海外のフォーラムの写真なんかと同じで、一見すると一番前の前玉についているだけに見えてしまうかも知れませんが、これ前玉の次の2枚目のレンズの上に乗っている状態で、レンズ内に混入していて取れません。

シグマの公式サイト上にこのレンズの構成図がありますが、前玉の次のレンズ(名称は分かりませんが)がかなり近い場所に配置されているので、それで目立ちやすいだけなのかも知れませんが、いずれにしてもかなりの数のホコリやチリが見つかります。

ちなみに参考として載せたYouTube動画のユーザーさんは動画内で、このホコリやチリのせいで写真にゴミが写り込んでしまうと語っていますが、私のレンズの場合はテスト撮影してみてもゴミが写真に写り込むことはありませんでした。

基本的にレンズ内に混入してしまったゴミに関しては、レンズの前玉近辺に混入したゴミは写り込みにくくて、後玉に近いゴミほど写り込みやすいと言われているようです。

レンズ内に混入したゴミの対処方法

基本的にはシグマに送り返せば綺麗に清掃して送り返してくれます

サポートに聞いた際は、1年間の無料期間内であれば無料で清掃してくれるとのこと。

GooPassでレンタルしたシグマの105mmマクロを動画撮影時に使用した際に、あまりにもレンズのフォーカス駆動音が大きかったため、それをシグマのサポートに問い合わせた際についでに聞いたので間違いありません。

が、1年過ぎた場合に有償になるのかを聞き忘れてしまいました。

まぁ有償になるでしょうが、清掃だけなら高くはないと思います。

自分で分解清掃する

海外には「シグマに送り返すの面倒くさいから自分で綺麗にするわ」って強者もいて、レンズを分解清掃する方法を動画撮影していました。

どちらもレンズを分解しているのは24-70mmです。

ちなみに最初の枠を外すために動画内では棒状のプラスチックの専用工具や、クレジットカード等のプラスチック製のカードを使っていますが「レンズオープナー」と呼ばれる専用工具があって、それを使えば枠を簡単に外せるのだとか。

使い方はこの動画のような感じ。

あとはこんな感じのドライバーセットがあればレンズの分解清掃は自分で出来てしまうみたいですね。

24-70mm F2.8 DG DNのリコールは無しなの?

シグマといえばアフターサービスも非常に丁寧に行ってくれる優良企業で、アナウンスはもちろん、リコールもきちんと行っている印象があります。

私もsd Quattroで随分お世話になりましたけど。

ただ、このレンズに関しては何のアナウンスも出していないため、リコールもないし、無償修理対応もしてくれないようです。

海外中心に結構騒がれているんですけどねー。なんでだろ?

ちなみに、後発の「28-70mm F2.8 DG DN」のほうは今のところはレンズ内にゴミが混入したという報告は特にあがっていないようなので問題ないみたい。

まとめ

ズームレンズでありながら写りは各焦点距離ごとにまるで単焦点レンズで撮影したかのように素晴らしい描写性能のレンズなのですが、残念ながらレンズ内にゴミが混入してしまう問題が発生しているこのレンズ。

描写性能に関しては「SEL2470GM」に匹敵するとも言われているほどで、全般的なAF性能に関してはソニー純正レンズには劣るものの、高速でフォーカス駆動音もしないから動画撮影にも使えて、おまけに安い、と非の打ち所がないレンズだけに、最大の欠点というか弱点と言えるこの問題には真剣に取り組んで欲しかったというのが本音。

私が良く観ている「The Hybrid Shooter」のこの動画だと、価格が倍以上するニコンの「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」と比較しても周辺の描写含めてシグマのこのレンズのほうが写りが良好とまで言っています。

シグマがなにかしら対策してくれればよいのですが、今のところそのような話も出ていないですし、一切アナウンスがないので、望み薄かも。

私の個体の場合は上記した通りで、ゴミは混入していますが、幸い写真に写り込むことはないので、今のところはこのまま使い続けるつもり。

ただ、まだ新品購入して1年未満なので、一度清掃には出そうかと。

出した際はまた記事にでもしてみますけど。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。