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富士フイルム XF10 深掘りレビュー「画質編」

富士フイルム XF10

富士フイルム XF10

発売日の数日後に購入して外出時に必ず持ち歩いている富士フイルムのXF10のレビューを何回かに分けて行ってみようかと。

とりあえず今回はXF10の「画質」に関してのみ掘り下げてレビューをしてみたいと思います。

便利ズームのソニーのRX100シリーズとかには見向きもしない?でこっちを狙っている方の殆どが「APS-C + 単焦点」の画質やボケを求めてだと思うので。

富士フイルムの色だったり、センサーサイズの違いによる「ボケ量」だったりも気になる方もいらっしゃると思うので、そっちも追い追い。

って言うか、この異常なまでのフルサイズ祭りの中、コンデジのこのカメラに興味がある人がどれだけいるのか疑問だけど…。

なお、アップしている写真に関しては、全てLightroomで横2048pxにリサイズしてFlickrにアップしてます。

注釈入れた1枚除いて全て「JPEG撮って出し」。

田舎住まいなので、いわゆるスナップ的な写真は一枚もありません。

そもそも私は赤の他人を無断で撮影することはNGだと考えていますので、カメラをスナップ的な使い方をしたことがありませんので。

XF10の画質考察

富士フイルム FUJIFILM XF10

JPEG撮って出し。F6.4まで絞って橋の中央よりちょっと左辺りにシングル(1点)でピントを合わせてます。

綺麗に写っているんじゃないかと思います。

このカメラ非常に白飛びしやすいので、ハイライトは常に-2で撮影しています。

また、測光がマルチでも白飛びしやすいので測光を変えたり、露出をマイナスにふったりで対処することも多いです。

富士フイルム FUJIFILM XF10

F5.6で建物を。

万一の火災の際に滑り落ちるスロープでしょうか?

目視上ではもうちょっと派手に光がスロープに当たって綺麗だったはずなのですが、クラシッククロームでハイライト-2で撮影したためなのか光は控えめに。

富士フイルム FUJIFILM XF10

富士フイルム FUJIFILM XF10

よく訪れる福島県にある滝川渓谷で撮影してきた滝の2枚です。

この時は「GoPro HERO7 Black」のテストも兼ねて撮影しに行ったので、三脚はマンフロットのミニ三脚を使用しています。

XF10にはフィルター類をつけられるなんて話をネットで見ましたが、NDフィルターはつけていません。

どちらもシャープネスを強めに設定し、絞りは両方F11で。

F11くらいなら小絞りボケは特に気にならない印象。

富士フイルム FUJIFILM XF10

F5.6まで絞った方が開放F2.8よりもボケが綺麗だったのでF5.6で。

露出はアンダーで撮影しています。

白い花々が浮き上がっているように立体的に見えて良い感じに撮れました。

富士フイルム FUJIFILM XF10

綺麗に咲いていたコスモスを。

こっちも開放だと二線ボケが目立ったので絞ってます。

富士フイルム FUJIFILM XF10

仁王像の吽形をF4.5で。

色味はクラシッククロームだったかな?確か。

経年劣化で剥がれ落ちたペンキがなんとも言えない雰囲気を醸し出していました。

富士フイルム FUJIFILM XF10

こちらもF4.5で。

この写真だけあまりにも構図が酷すぎたんでトリミングするためRAW現像しています。

XF10の画質の個人的な印象

ちょっと駆け足ですけど、XF10の画質に関しての話を書いてみました。

あくまでも個人的な印象になりますが、コンデジでここまで写れば上々かなとは。

ただし、このカメラはAF性能が相当低く、AF速度や精度が悪いため、度々ピントを外したままで撮影してきてしまって何となく眠い写真が撮れたりしてしまうことがあります。

また、この酷いAF性能に加えて、手ぶれ補正機能がないこともピントが甘い眠い写真が撮れてしまう要因になっているもよう。

小型軽量のコンデジでグリップ感が悪いがゆえに、ラフに撮影すると、1/125のシャッタースピードとかでも手ブレしちゃったりします。

AF周りは私が所有している初代RX100よりも酷いし、sd QuattroでさえこんなにAFが迷って行ったり来たりしないのでピントが合わせやすいですね。

癖は強いけど、それなりに写るし、この価格なら買ってみても良いかも。

何しろ小型軽量なので、どこにでも持ち歩けますので。

ただし、AFが酷いから初心者にはオススメ出来ませんけど。

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