
無駄に多いカメラたち
私が2018年夏時点で所有しているデジカメは、
- ソニー:α7R III、α7S、α6500、RX100
- Canon:60D
- ニコン:Nikon1 J5
- パナソニック:FZ1000
- シグマ:sd Quattro
- 富士フイルム:XF10
とこんな感じ。
その他2台ほどコンデジがありますが、古い機種で売っても金にならんので割愛。
あとはドローンのMavic Airと最近買ったGoPro HERO Black7もありますが、これらは当面売る気はさらさらないのでこれらも割愛。
ってなわけで、さすがに増え過ぎてしまって、殆ど防湿庫内に入れっ放しで全く使わないカメラも多くなってしまいましたので、さすがにちょっと手放そうかなと。
目次
ソニー系のカメラ
α7S
極端に低画素化することで高感度性能に特化したことがウリのカメラでしたが、1年前に買った高画素機のα7R IIIもなかなかで、ぶっちゃけ大差ありません。
ほんと技術の進歩は凄まじい。
α7R IIIよりも小型軽量だったり、低画素機でRAWでもデータが小さく扱いやすいカメラなんだけど、α7R IIIのジョイスティックやタッチ液晶に慣れてしまうとやはり操作系の面で使いづらさを感じてしまいます。
愛着があるカメラなので売りたいとは思わないんだけど、全然使わないで置いておくのも逆に可哀想なので、手放す方向で検討中。
2019年7月現在、グリップラバー剥がれを自ら補修してしまい売ってもジャンク扱いになるため手元に残しています。
α6500
動画撮影用に買ってみたものの、結局あまり動画を撮ってないので、こちらも殆ど使わなくなってしまいました。
ただ、ソニーの次期APS-Cカメラ(α6700とかα7000とか言われている)のボディが現在のフルサイズのボディに変更されるなんて話があって、小型軽量ボディがこれで最後になる可能性があるから、とりあえず残しておいても良いのかなとは。
4K/60P等を搭載するためにどうしても排熱の問題で大型化していかなければならないのでしょうが、4K/60Pなんかどれだけのユーザーが使うんだか…。
ニコンのJ5やパナの小型モデルGFシリーズが終了(こっちは噂)となり、「グリップ」だ「小指余り」だと騒ぐ連中が増え、マイクロフォーサーズですら大型化が普通のことになってしまって、個人的にはミラーレス機の魅力がどんどん失われてしまっていると感じていますので、小型ボディのカメラは貴重だし。
あ、ちなみにα6500って4K撮影時に液晶モニターの明るさが標準に固定されてしまう欠陥があります。
買ってすぐ気付いたんで、即サポートに電話したけど「仕様です」とのこと。
まさかファームウェアのアップデートで修正されると思ったけど、結局なかったもんなー。
ほんとこの仕様でゴーサイン出した奴を取っ捕まえて小一時間説教したいわー。
明るい屋外だと液晶モニターを見ながら撮影していると、何撮影しているか被写体が全く見えなくなるケースがあります。
私がこのカメラであまり動画撮る気にならなかった理由の一つでした。
α7R III
発売日に購入したから約1年になりますが、
以前書いた通りでそれなりに不満はあるものの、売りたくなるほどではないのでこのままメイン機として使い続ける予定。
ソニストで5年間の無料保証もつけたし。
このカメラのお陰でZ7やEOS R、G9やX-T3等々、並み居る強豪(競合)たちを買って使ってみたくなる欲求を何とか我慢することが出来ています。
フルサイズ対応のレンズも5本あるし、当面ソニー機メインで良いかなと。
Batisの40mmとか、SEL24F14GMのような優良レンズも続々出てくるようだし。
2019年7月に後継機種のα7R IVが発表されましたが、今のところ買い替える予定はありません。
RX100
初期モデルで調子も悪いので、ジャンク品で売ってもお金にならないから最後まで面倒見るつもり。
まぁでもやっぱり良いカメラですね。
フジのXF10買って使ってみると尚更。
キヤノンのカメラ
60D
まだ2万ちょっとのシャッター回数で、付属してきたバッテリーの劣化度も1メモリ減っただけの60Dだけど、ブログ用の写真は全部これで撮影しているので、壊れるまで使う予定。
個人的にやっぱ色味はキヤノンが一番好きかな。
それにしてもこのデカさが嫌でカメラを外に持ち出すことがなかったんだけど、今となってはメインで持ち歩ってるレンズ込みのα7R IIIの方がかえってデカイんだもんなぁー。
ちなみに今やキヤノンカメラの代名詞ともなっているAFシステムの「デュアルピクセルCMOS AF」はこの60Dの次の70Dから搭載されています。
そんなわけで、キヤノンのAFが凄い!とか言われても私は全くピンと来ません(苦笑)
60Dのライブビュー撮影とかAFクソ遅いんで。
ニコンのカメラ
Nikon1 J5
ニコンは未だに公式にアナウンスすらしていませんが、ニコン1自体は製造終了となってしまったため、今後新しいレンズが出ることも、ファームウェアのアップデートも望めず。
J5なんかセルフタイマーでタイマー撮影すると、1枚撮影するごとに設定がリセットされます…。
おまけに押しやすくて良い位置についているWi-Fiボタンはカスタマイズで他の機能に割り当て変更することすら出来ず。
ここら辺の改善ももう一切望めないでしょうね。
いやWi-Fiボタンなんてそんなに頻繁に使わないでしょ(苦笑)
技術開発チームの大半は凄腕なんだろうけど、トップの一部に決定権を持ったアホがいたんだろうなと。
小型ボディでレンズも安価で安くシステム組める上に写りも上々、タッチ液晶でメニューもいじれてレスポンスも良く、使い勝手も抜群なだけに本当に好きなカメラなんだけど、これは今度8歳になる姪にでもプレゼントする予定。
結局Nikon1からは利益が出せないから撤退したんだろうけど、上手くやればこの分野独占だったのに…。
牛田のままだと多分ニコンは傾くと思ってるので、もうニコンとのお付き合いは金輪際ないでしょう。
それにしても「マウント終了」の案内一つ何故出せんのかね?
シグマの山木社長はちゃんと公式サイトにアナウンス出したけど、これが普通の企業の対応でしょ。
とにかくニコンにはガッカリしかないです。
2019年5月に手放しました。カメラ自体は気に入っていますが、ニコンという企業に対して不信感しかなくなってしまったので。
パナソニックのカメラ
FZ1000
FZ1000は自体は非常に良いカメラなんだけど、
うちの個体はHDMIケーブル端子が物理的に刺さらないという驚きの事実が発覚してビビりました。
外部モニターを買ってFZ1000にもつけてみようと思って端子カバー開けてみたら、本来ケーブルを外れにくくするための爪が中央の方に寄っていて、それが干渉してケーブルが刺さらないと。
しかもこの爪動かそうと思っても微動だにせず…。
おまけにサポートに電話したら「無料修理期間が過ぎているので有償修理になります」との返事。
いやいや今すぐリコールしろよ…。
これ私の個体だけじゃなくて、価格コムにも書いている人がいるし、
海外のユーザーも動画アップしていましたから、ロット単位で不具合出している問題のよう。
価格の人は交換してもらったそうだから、とっくに報告が上がって問題把握していたはずなのに、リコールしないんだもんなー。
まぁこれがパナソニックの企業体質なのかも知れんけど。
いやチェックしなかった私も悪いと言えば悪いんですけどね。
そもそもデータはSDカードリーダーでMacに移すし、ケーブル接続でテレビで撮影してきた写真や動画見たりもしないからHDMIケーブル自体使う必要性が全くなかった。
でも、まさかケーブル刺さらない端子がカメラについてるとか誰が思いますか?
FZ1000はカメラ自体は本当に良いカメラなんですけど。
そんなわけでこれも売るとしてもジャンク扱いになるから売るに売れない格好。
まだ8000ショットくらいなんですけどね。
2019年現在、ダイヤルを回して絞り値を変更する際にダイヤルをゆっくり回さないと絞り値が変更できなくなってしまったり、ファインダー上にメニュー画面を表示させると、何故かメニュー画面が中央に小さく表示されてしまうバグが発生したりと散々。もうパナソニックのカメラは二度と買うことはないでしょう。
シグマのカメラ
sd Quattro
シグマが作るSAマウントのカメラはこのsd Quattroで終了だとか。
このカメラも最初っからある程度のレベルで出していればまた評価は違ったんだろうけど…。
ファームウェアのアップデート何回あったんだろ?AFの速度は体感で初期の倍以上は速くなりましたね。
結局は中途半端な状態で発売しておいて、ファームウェアで作り込んでいったという稀有なカメラに。
それとセンサーダストの問題。
sd Quattro Hの方はパーツを交換したようで最初からゴミが付着しにくい状態で発売されたようですが、sd Quattroは結局最後までセンサーの清掃という対応が取られました。
「根本的な解決方法としてパーツ交換は考えていませんか?」とセンサー清掃から戻される際にかかってくる電話でサポート担当の人に聞いてみましたけど、答えはお茶を濁されました。
もっとも聞かれたところでこの人に決定権があるわけじゃありませんから当然ですけど。
ちなみに一度だけ処分しようとヤフオクとメルカリ、ラクマに出品したことがあったんだけど、45,000円でも売れませんでしたね。
「25,000円でどうですか?」とか言われましたが、丁重にお断りしました。
私が発売日に8万円で購入していなければもっと安い値段で売っても良かったんだけど…。
写り自体は悪くない(逆にいうとフォビオンの割に大したことない)し、何しろ動画撮影機能も無いとか機能自体が限られているからかえって覚えやすく使いやすい。
フォビオン独自の色も気に入っているので、このカメラも壊れるまで使おうかなとは。
まぁα7R III入手後は「どっちを持ち出すか」となったらα7R IIIになっちゃうからお留守番ばかりですけどね。
あ、それとRAW現像ソフトのSPP(Sigma Photo Pro)ね。
未だに「トリミング」も「ごみ取り」も「指定のサイズにリサイズ」とかも全然出来ません。
DNG形式で保存することは出来るようにはなりましたが、1枚当たりのファイルサイズがX3Fで保存した場合の2倍の約110MBになることや、独自のカラープロファイル(青ならフォビオンブルーとか)が一切使えなくなること、X3Fで14bit保存出来るのがDNGだと12bitに劣化するとロクでもなかったので殆ど使えません。
2019年にsd Quattroとレンズ一式全て売却しました。
富士フイルムのカメラ
XF10
最近買ったばかりなのでさすがにまだ処分する気にはならず。
ファームウェアのアップデートで修正が入ったようですが、初期状態だとAFの精度が悪くて、AFでちゃんとピントを合わせているにも関わらず、ピンボケ状態で撮れるケースがままありました。
ぶっちゃけ今売っても全く後悔しないくらい気に入ってないけど、フジはファームウェアのアップデートをまめに行う企業の印象があるので、今後ファームウェアの神アプデ来るかも知れないし…。
結局2019年7月に売却しました。写りは並だし、色も特に良いとも感じず、個人的には使っていて面白くないカメラだったので。X-T20が素晴らしいカメラだったから尚更そう感じたのかも。フジを買うならやはりX-Trans CMOSセンサー搭載のカメラがおすすめ。
まとめ
改めて箇条書きにしてまとめてみたら何だかろくなカメラ買って来てない気がしてきた…。
とりあえずもう「ニコン」と「パナソニック」のカメラは買うことはないかな。
こんなクソ対応されてもまだ買うほどお人好しじゃない。
今はカメラはカメラでもドローンの方にハマっているので、処分できるカメラは処分してドローンの方に投資していこうかなとは考えています。
ただ、カメラと同時にレンズも沢山あるんですよね…。
こっちはカメラほど安値で買い叩かれることもないから資産としてずっと持っていても良いのかも知れないけど。
そのドローンも結局手放してしまいました(苦笑)
OM-D E-M5 MarkII購入
2019年の6月にオリンパスのOM-D E-M5 MarkIIを購入しました。
操作性が独特で使いづらいし、メニューのUIもソニーなんて目じゃないほど酷いですけど、まあまあ気に入って使っています。
オリンパスだけ今の今まで縁がありませんでしたので、このカメラで日本のカメラメーカーのカメラは全て実際購入して使ったことになりました。