驚き!α7R IIIの動物瞳AFをMC-11 × キヤノンEF70-300mmで試した結果

4/12日にα7R IIIとα7 III用のソフトウェアアップデートVer.3.0が配信されたので、遅ればせながらα7R IIIもVer.3.0にアップデートしてみて、今回の最大の目玉機能の動物瞳AFの実力をうちの猫たちでチェックしてみました。

また、タイトルにある通り、シグマのマウントコンバーター「MC-11」を装着したα7R IIIでキヤノン用の望遠レンズ「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」で動物瞳AFが正常動作するのかも試しています。

ソフトウェアアップデートVer.3.0内容

ちなみに今回のファームウェアのアップデート内容は以下の通り。

  1. リアルタイム瞳AFの進化
  2. インターバル撮影機能の追加
  3. リアルタイム瞳AFが動物にも対応

この3点。

1の瞳AFに関しては私の場合は人物撮影をしないので、正直何が良くなったのかがサッパリ分かりませんでした。

AF-C(コンティニュアス AF)時でもシャッターボタン半押し対応と書かれていますが、私の場合はそもそも動体撮影も行わないため、AF-Cに設定することすら殆どありませんでしたから、バージョンアップ以前の状態でも普通にシャッターボタン半押しで瞳AFは動作していましたし。

人物でチェックしたわけではなく、リアルな造形のホットトイズ系のフィギュアを撮影する際に勝手に瞳AFが動作していたのを確認していたってだけの話ですけど。

2のインターバル撮影に関しては「タイムラプス動画撮影が可能になった」ってだけの話です。

これに関しても私自身はタイムラプスを撮影しないので特にメリットは感じませんでした。

もちろんタイムラプス撮影される方にとっては嬉しい機能追加なんだと思います。

最後のリアルタイム瞳AFが動物にも対応に関しては、私は9割方うちの猫たちの写真を撮影するためにα7R IIIを使っているので、事前情報の段階から非常に期待していた機能でした。

「一部の動物に対応した」とのことで、基本的には犬と猫のみのようですが、鳥や他の動物とかでも動作が確認できている方々もいらっしゃるようで、ツイッター等でも様々な報告が上がっているようです。

リアルタイム動物瞳AFは凄かった!

ってなわけで、早速アップデートしてうちのネコちゃん達で動物対応になった瞳AFを試してみたのですが、予想していた以上に猫の瞳を的確に捉えて撮影することが可能で驚きました。

猫の中でもコントラストの関係で最も瞳AFが合いにくそうな黒猫で試してみても、かなりの頻度で瞳AFの枠が表示されて撮影することが出来てしまいます

もちろん「リアルタイム」だから顔を動かすと瞳AFの枠も追従しますし、しかも猫が横を向いても、目をつぶっていても枠が出て瞳AFが動作しました。

もっとも目をつぶっていたら目は当然写真に写りませんけど。


この辺の動作チェックに関しては既にYouTubeに分かりやすい動画がアップされていたので、これを観た方が早いかも。

猫の瞳にバチピンで合う!

さらに驚かされたのが、的確に捉える瞳AFの性能や追従性だけじゃなくて、その精度の面でも。

「枠は表示されて瞳AFで撮影可能だろうけど描写は甘いんだろうな」くらいに考えていたのは大間違いで、猫の目の虹彩までバキバキに写ります。

これはうちの猫で動物瞳AFをチェックしてみた際に撮影した写真をLightroomで確認してみた画像のキャプチャーで、左のプレビュー画面が実際に撮影した写真の全体像、右側がその中央に写っている目を等倍表示してみた写真。

ボディは高画素機のα7R IIIですから等倍で拡大するとここまで大きくなります。

レンズはお気に入りのGマスターのSEL100F28GMを使用したため、室内で絞り開放(F5.6になる)で撮影してもISO2000まで上がってしまい、瞳のディテールが潰れ気味ですけど、的確に瞳を捉えてAFを合わせてくれるからか、テスト撮影してみた30枚の2枚だけ(高速で顔を動かした)除いてバキバキに瞳の虹彩や映り込みまで克明に描写されていました。

動物瞳AFの残念な点

  • 必ず合うわけではない
  • 人物と動物いずれかの瞳AFを選択する必要性あり
  • 左右の目どちらに合わせるかは選べない

「凄い!」とは書きましたが、やっぱりまだまだ「これからの機能」のようで、猫が顔を洗う仕草でちょっと激しめに顔を動かしただけで、枠が追従はするもののズレてしまったり、そもそも枠が出てこず、しばらく合わせ直したりするとひょっこり枠が出てきたりなんてこともしばしば。

ちなみにAFエリアシングル(1点)とかよりもマルチやゾーンの方が瞳AFは発動しやすいようです。

また、コントラストの影響なのか、毛並みの色によって「動物瞳AFが動作しやすい、しにくい」は分かれるようです。

それと、現時点では「人物か、動物か、オフにするか」のいずれかをあらかじめ選択しておく必要があるのが人によっては面倒臭いと感じるかも知れません。

人物は撮らない私の場合は動物にしっぱなしだから問題ありませんが。

ただ通常のケースでは人なら人、動物なら動物だけが被写体になるケースがほとんどでしょうから、そんなに気にはならないのかも。

子供と動物が触れ合ってる写真とかだったら人間メインで写すことになるでしょうし。

左右の目どちらにピントを合わせるかに関しては今まで通りで出来ないようでした。

MC-11とキヤノンのEF70-300mmで動作チェック

MC-11にキヤノンのEF70-300mm F4-5.6 IS II USMを装着し、α7R IIIで動物瞳AFをチェックしてみたところ、なんと純正並みに普通に動作してビビりました。

しかも猫が横を向いても、

目をつぶっても瞳AFが動作します。

動作すると思いもしなかったからこれは思わぬ誤算。

ちなみに、枠が白いのは「シャッターボタン半押しする前の状態」で、「緑はシャッター半押し状態」です。

別のカメラで液晶画面を撮影する際に枠が緑の方が見やすいなってことに後から気付いたから、枠が緑と白に分かれただけの話です。

ただし、やっぱり純正同様とまでは行かず、

瞳AFの枠が表示されてはいるものの、稀にボケボケ状態でなかなかピントが合わないことがあったり(逆光だったせいもあったのかも)、黒猫でも試してみたところ、やはり純正よりも瞳AFの枠が発動する頻度が低く、発動しても瞳AFが合わないこともそこそこありましたので、純正と比較してしまうとやっぱりイマイチな使用感ではありました。

とはいえ、MC-11を装着し、尚且つシグマのレンズでもないキヤノンのレンズで動物瞳AFが動作したのは素直に驚きました。

特に写真のサバ猫のようないかにも瞳AFが合いやすそうな柄の猫でしたら、書いた通り純正と遜色ないレベルで動物瞳AFが使える感覚なので、是非お試しあれ。

あ、ちなみに屋外でテストした場合は、純正、キヤノンレンズ共に更に結果は良好だったと考えられると思います。

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