CanonのLレンズをメタボーンズのマウントアダプターを使って、ソニーのカメラ「α7R III」に取り付け、その際の「瞳AF」の動作をチェックしている動画に驚きの声が上がっているようです。
動作チェックしたCanonのLレンズ
今回の動画内でα7RIIIの瞳AFの動作チェックしているのは以下のレンズ。
- FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM
- Canon 35mm F/1.4L II
- Canon 85mm F/1.2L II
- Canon 16-35mm F/4L IS
- Canon 70-200mm F/2.8L IS II
- SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
Canonのレンズを中心に、ソニー純正のGMレンズとおまけでタムロンのタム9までチェックしていました。
動作チェック用のマウントアダプターは
METABONES(メタボーンズ)MARK IVという物を使用しているとのこと。
こちらはアマゾンで価格チェックをすると、この記事を書いている段階で何と63,800円でした。
割と安価で買えるシグマのMC-11でチェックしてくれるともっと現実的だったんだけど・・・。
もっとも、CanonのLレンズを沢山所有している人にとっては、結果さえ良ければアダプターに6万円の投資とかでも大した出費ではないのでしょう。
α7RIIIの瞳AF凄すぎ!
結果は動画を観てもらえば分かりますが、瞳AFの速度も精度も純正と殆ど変わらず、十分実用的なレベルにあることが分かります。
もちろん瞳AFのみならず、顔認識もバッチリ。
ここまでビシビシ瞳AFが決まるようだと、とりあえずCanon機は置いておいてボディだけα7RIIIを追加してみたり、Canon機を手放してレンズだけは残してって運用方法も十分検討の余地ありなのかも。
って言うか、Lレンズばかりかタム9でも瞳AFちゃんと動作するのにも驚きました。
これらの結果は単にメタボーンズのアダプターが優秀だからなのか、α7RIIIの瞳AF性能自体が優秀なのか、それとも相乗効果なのか・・・。
とりあえず一般庶民としてはシグマのMC-11で試すとどうなのかが気になります。
ちなみにα7RIIIの瞳AFは生身の人間だけではなく、銅像、フィギュア、テレビに映る人間もバシバシ合います。
ただし、生身の人間じゃない場合は、必ず動作するわけじゃなく、いつでもどんな被写体でも使えるわけではありません。
それにしても、アダプター経由で別メーカーのレンズを取り付けてこの精度ですから、アンチソニーの人以外のポトレメインのCanonユーザーさんは十分検討の余地ありなのでは?
4240万画素の高画素機で、5軸ボディ内手ぶれ補正つきですよ。