私のおすすめカメラアクセサリー

DJIのドローンはSIMなしスマホ、格安スマホやパケット通信なしでも飛ばせるの?の答え

最近スマホをAndroidからiPhoneに戻しました。

iPhone6sからHUAWEI P20 Proに変更して何の不満もなく使っていたのですが、例のHUAWEI問題でOSのアップデートがなくなり、未だにAndroid9のままなので、さすがにセキュリティ的に不安を感じたため買い替えました。

私はDJIのドローンはこのP20 Proを使って飛ばしていました。

HUAWEI P20 Proは画面も大きく、有機ELディスプレイで視認性も良く、トラブルなしでドローンの送信機に接続して使えていたのですが、SIMカードを新しく購入したiPhoneに移動したため、Wi-Fi接続のみのSIM無しスマホになってしまったので、このままでもDJIのドローンを飛ばすための端末として使えるのかテストしてきました。

SIMなしスマホでもDJIのドローンは飛ばせるのか?

先に答えを言っちゃうと、全く問題なく飛ばせます

SIMカードが挿入していないWi-Fi専用で使っているスマホでも全く問題ありません。

新しい端末に買い替えた後の古い端末を使用したり、サブで購入した安い端末を利用したりすることも可能です。

なお、私が現在使用しているドローンは、このDJIのDJI MINI 2なので、この機体での話になりますが、DJIのドローンなら基本的には一緒だと思います。

DJIのドローン飛ばすのにパケット通信は必要ないの?

パケット通信は必要ありません

というのも、DJIのドローンは送信機から送信される2.4GHzの電波を使って飛ばしているからです。

現行の機種だとDJI独自の「OcuSync2」という動画伝送システムを使っているため、パケット通信は必要ありません。

iPod touchでも飛ばせるの?

上記した通りで、パケット通信が必要ないので、Wi-Fi接続可能な端末なら飛ばせます。

DJIのドローンにスマホが必須と言われるのは、初期設定の段階でアクティベーションが必要になるためと、送信機に取り付けてモニターとして使用するからなので、SIMカードを挿せず、4G、5Gのデータ通信が出来ないだけで、スマホと同じデザインでWi-Fi接続可能なiPod touchでもDJIのドローンは飛ばせます。

iPod touchはGPSを使った位置情報サービスも使えるので、リターントゥホーム(自動帰還)も可能です。

SIMなしスマホの問題点は?

SIMなしスマホはドローンの地図表示がオフになる
SIMなしスマホはドローンの地図表示がオフになる

SIMなしスマホは当然パケット通信が出来ないので、送信機に取り付けたスマホに表示される地図(Googleマップ)が表示されない問題があります。

通常モバイル端末を接続していると、Googleマップの地図に普通にマップを見た時と同様にちゃんと地図が表示されるのですが、このようにモバイル通信が出来ないと地図が表示されなくなります。

ドローンを常に目視で確認できるなら特に問題はありませんが、ドローンを見失った状態でも地図でドローンの現在地を確認することが出来ません。

もっとも「目視外飛行」は申請が必要になるので、本来は申請せずに飛ばす場合は目視で確認できる範囲内でしか飛ばせないわけですから、ロストしたとしても大体の位置は把握できることになりますけど。

と言っても、実際に飛ばしたらドローンを目で追える範囲内だけしか飛ばさないなんてことはあり得ませんけどね。

また、私は試したことはありませんが、地図が表示されないので、機体をロストした際のDJI Flyアプリを使用した紛失位置の特定等が出来くなると思われます。

モバイル通信オフのエラー表示?

以前はこのような「スマホが接続されていません」のようなエラー表示って出ることがなかったのですが、2021年11月現在、このようなエラー表示が出るようになっているみたいです。

調べてもこのエラー表示が何のエラーなのか分からなかったため、モバイル通信オフの端末を接続すると出るエラー表示なのかは定かじゃありませんが、一応記述しておきます。

まとめ

というわけで、私のSIMカードなしのAndroidスマホでも何の問題もなく飛ばすことが可能でした。

送信機に接続したスマホに地図をダウンロードする際には当然パケット通信が必要になり、SIMなしだと地図が表示されないので、それが困る人は利用しているSIMを入れたパケット通信可能なスマホを使いましょう。

でも、地図オフでOKなら、格安スマホでパケットを節約したい場合なんかでもモバイルデータ通信をオフにしてドローンを飛ばすなんてことも出来るわけですから、便利といえば便利です。

1GBまでなら0円の楽天モバイルで契約しているスマホでもパケット通信オフにしてDJIのドローンは飛ばせますし、DJI自体が中国の企業ということもあるからか、中華製のAndroidスマホとの相性は抜群なので、

ここら辺の格安スマホを購入してドローンのモニターとして使用するのもありかも知れません。

お断り

この記事は私自身がDJI MINI2を実際に飛ばしてみて書いているので間違いはないと思いますが、万一誤りがあって機体ロストの原因となることがあっても責任は持てませんので何卒ご理解下さい。間違い箇所ありましたらコメント欄にて教えて頂けると助かります。

4 COMMENTS

神戸

Wi-Fi接続可能な端末ですが、電波が外まで、とどかない契約ですと外では、機体を飛ばすことは、不可能ですか?素人ですのですいません。

返信する
管理人hiroa

DJIのドローンを飛ばす際にWi-Fi接続は必要ないので、
Wi-Fi接続も、データ通信も不必要です。
DJIの現行ドローンはOcuSyncという電波システムを使っています。
私は家のWi-Fiのみしか接続していない、SIMカードなしの
使わなくなったサブのスマホでドローンを飛ばしています。

ただ、プロポ(送信機)にDJIのアプリをインストールした端末が必要になるので、
このアプリがインストール可能なAndroidかiOS端末は必要になります。

返信する
Kotomi Suzuki

コメント失礼します。
シンガポールと、日本に帰国した時とそれぞれSIMカードが無かった時、いずれも飛ばせませんでした。接続出来ないというか真っ暗で。
データ通信出来ないと飛ばせないと思っていました。海外で飛ばすのに世界対応SIMを買うか検討中なんですよね。

返信する
管理人hiroa

情報有難う御座います。
私の場合は書いている通りで特に問題なく飛ばせていました。
ただ機体登録の義務化が始まり、機体登録以降はまだ1度しか飛ばしていなくて、
ここ10か月くらいは飛ばしていないので、現時点でどうなのかは不明です。
また、私がSIMカード無しでプロポに装着して利用していたスマホは
HUAWEIのスマホでしたが、もしかすると特定のスマホ等だと出来ない
とかあったのかも知れません。
iPhoneなんかは試していませんので。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。