愛用しているパナソニックのFZ1000の後継機種FZH1が発売されて約3か月が経ちました。
FZ1000は非常に良く出来たカメラだった(今でもだけど)だけに、もちろんFZH1にも興味津々。
目次
FZ1000→FZH1の性能アップ一覧
- 物理ダイヤルが1つ増えた
- 高額16倍が光学20倍ズームに
- 35mm 判換算: 25-400mmが35mm判換算:24-480mmに
- 鏡筒が伸びないインナーズームに変更
- 9枚羽根でシームレスな絞りを可能にするガルバノメーター式絞り制御搭載
- 3段階のNDフィルタ内蔵
- MOV対応
- タッチパネル液晶
- カードスロットが底部から右サイドに
- 動画撮影中にFn1、Fn2押しでスローやクイックモーションに変更可
FZ1000→FZH1での性能ダウン一覧
- 831gが966gに
- F2.8-4.0がF2.8-4.5に
参考
小寺信良の週刊 Electric Zooma!
AV Watch
ザッと目を通しただけですが、FZ1000からFZH1への変更点はこんな感じでしょうか。当然ながら名機と名高いFZ1000から更に素晴らしいカメラに変貌を遂げているのは間違いありません。
テレ端がF4.5になってしまったのは400mmが480mmに伸びたからで性能ダウンしたわけではありませんが一応。って言うか実際は重くなったくらい。結構重くはなっているけど。
FZ1000→FZH1に変更しない理由
FZH1が高すぎる
一番大きな理由はこれ。FZH1は現時点でも最安値で14万円台。
私はFZ1000を買う予定もなかったのにも関わらず衝動買いしてしまったのは、5万円ちょっとだったから。価格に対しての性能が優れていて、コスパが非常に良いと感じたからです。
ただそれが3倍近い14万円になってしまってはさすがに魅力を感じません。メイン機としてならともかく、サブのカメラになるカメラだし、14万と言えば先日購入したα6500の現在の最安価格よりも割高な価格。
FZ1000に満足している
FZH1の方が更に素晴らしいのは間違いないものの、FZ1000に特に大きな不満がありません。
個人的にFZ1000に無くてFZH1にある機能で一番魅力的に感じるのはタッチパネル液晶ですけど、それ以外は3倍の価値を見出せないというのが本音。
インナーズームになったとか、物理ボタンが増えたとか、NDフィルター内蔵とかもありますが、これらが無いと撮影に支障をきたすってことはないし。
FZ1000が全然壊れない
FZ1000が壊れたら無条件で買い換えるつもりでしたが、全く壊れる気配すらありません。
パナソニックのカメラ(Lumix)に多いプラボディで作りが安っぽく、頑丈な感じがないFZ1000なので、意外と早い段階でアッサリ壊れるんじゃないかと内心心配していたものの、予想に反して全く壊れる気配がありません。
何故FZ1000を併売しなかったのか?
FZ1000はコスパに大変優れた本当に素晴らしいカメラでした。
個人的に気に入らないのは電源オンで鳴り出すノイズ音と、動画撮影時に度々迷うAF性能くらいで、世間一般でも「名機」との呼び声高いカメラでした。
なんでこれだけ良いカメラを作ったにも関わらずパナソニックはすぐにお蔵入りしてしまってFZH1と併売しなかったのか理解に苦しみます。
安いFZ1000の方ばかり売れてしまってFZH1が売れなくなると考えたからでしょうか?とにかく勿体無いことをしたと思います。FZ1000を併売していれば更にユーザーを獲得できただろうに。ネオ一眼でこの性能で、5万円くらいで買えるって唯一無二の存在だったのに…。
FZH1はそのうち買っちゃうと思います。でも、10万円切ってからかな。多分今の価格なら全然売れないだろうから、そのうち10万切ることも十分あり得ると考えています。
FZ1000でパナソニックのカメラの魅力に気付いた私のようなユーザーの殆どが買い替えていないんじゃないですかね?せっかく囲ったユーザーなのに本当に勿体ない。