ウェブデベロッパーでフォトグラファーの海外の男性が、ソニーの最新機種α7IIIにシグマのマウントアダプターMC-11を装着し、Canonやシグマのレンズのオートフォーカスの動作検証動画をアップしています。
目次
検証しているレンズ一覧
- Sony 28mm f2
- Sony 24-70 f2.8 GM
- Canon 24-70 f2.8 L ii
- Canon 16-35 f4 L IS
- Sigma 35mm f1.4 ART
- Sigma 70-200 f2.8 EX DG OS HSM
ソニーの2本のレンズはベンチマークとして「普及価格帯とGMレンズそれぞれの純正レンズのAFはこのくらいのスピード」ということであえて載せているようです。
テストしているレンズの本数は多くはないものの、様々な角度からAFの動作チェックをしてくれているので、α7IIIにMC-11経由でCanonやシグマのレンズを使いたいと考えていらっしゃる方には大いに参考になるかと。
こう言う検証動画って撮影するの本当に面倒くさいから、アップする人が少ないから貴重だったりしますね。
α7III自体まだ発売されて間もないので、この手の検証動画はそのうち増えるとは思いますけど。
なお、Part2も近々アップ予定で、そっちでは
- 瞳AF
- 低照度時のAF
のテストも行ってくれるとのこと。
MC-11本来の使用方法
実は私もMC-11を所有しています。
私の場合はシグマのsd Quattroを持っているので、sd Quattroに装着するための「シグマSAマウント」のレンズをソニーのEマウントカメラに装着するために買いました。
が、実際は殆ど使っていません…。
- 85mm F1.4 EX DG HSM(型落ちの85mm)
- 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
この2本しか持っていない上に、ソニー用の良いレンズ(SEL100F28GM等)を持っているから、わざわざマウントアダプター経由でレンズを使う必要性を感じないので。
以前は「24-105mm F4 DG OS HSM」を持っていたから、そこそこ使っていましたが、「24-105mm F4 DG OS HSM」の描写がどうもイマイチで処分してしまいました。
って私の話はどーでも良いのですが、このMC-11で間違ってはいけないのは、シグマの公式サイトにも書かれている通り、あくまでも
シグマのレンズをEマウントカメラに取り付けるためのアダプター
ってところ。
MC-11にはCanon用とシグマ用の2種類がありますが、あくまでもキヤノンEFマウント用のシグマレンズをEマウントカメラに取り付けたり、シグマSAマウント用のシグマレンズを取り付けるためのマウントアダプターになります。
だから、Canon用のMC-11を購入してCanonレンズを取り付けたとしても、基本的に全てのレンズが動作保証外です。
MC-11はあくまでもシグマのレンズをEマウントカメラに取り付けるためのマウントアダプターであって、Canonのレンズを取り付けるためのアダプターではありません。
だからこのような動作を検証する動画がアップされているわけですけどね。
ガチでCanonのレンズをα7III等で使いたいなら、高くてもMETABONES(メタボーンズ)のアダプターを購入しましょう。
お金が無い方は、このような動画で自分の手持ちのレンズの動作状況をチェックし、メタボーンズのそれよりも遥かに安いMC-11を購入するとよろしいかと思います。
Pat2は無かった
この動画を作っているDavid Cooper氏がYouTube動画作るの飽きたみたいで、結局いくら待っても動画のPart2は来ませんでした(苦笑)
まぁ動画作るの大変だからなぁー。