私のおすすめカメラアクセサリー

プロカメラマンが作ったモノクロのLightroom無料プリセットはやっぱり凄かった!

Adobeが公式ブログで配布しているプロフォトグラファーが作ったLightroom用の無料プリセットを使ってみました。

無料配布のプリセットは多々あれど、プロフォトグラファーが作った非常にクオリティの高いプリセットは容易く見つけることは困難ですし、貴重な存在だと思いますので、Lightroomをお使いの方は是非ダウンロードしておくことをオススメします。

Adobe公式の無料LightroomプリセットのDL方法

今回ご紹介するプリセットはGreg Noire氏というコンサート写真をメインで活躍しているプロフォトグラファーが作ったプリセットで、全部で6種類(全てモノクロ)のプリセットを提供してくれています。

いずれもAdobeが公式で配布しているものですから、ウイルス等の心配もなく安心安全にインストール可能。

ダウンロードはAdobe公式ブログ(日本語)のこちらからダウンロード出来ます。

ZIP形式での配布で、インストール方法も上記リンクの記事中に記載されているので、その通りインストールしましょう。

全てのプリセットが「Lightroom CC」、「Lightroom Classic CC」両方で使用可能です。

Greg Noireって?

私はプロのカメラマンに全く興味がないので失礼ながら誰だか全く分かりませんが、お名前でググってみたらインスタグラムがありました。

フォロワー数は70.2千人と非常に多いので、やはり人気のプロフォトグラファーさんらしい。

コンサートフォトグラファーの名の通り、ミュージシャンのライブフォトがメインでアップされていました。

Greg Noire氏の無料プリセット紹介

以下に私が撮影してきた写真を使ってGreg氏が作成した各種プリセットの特徴をご紹介します。

富士フイルム XF10 深掘りレビュー「画質編」

写真はこの記事中にもアップした写真と同じ日に撮影してきたXF10で撮影した写真で、プリセットがモノクロなんでこんな感じの被写体だと合うかなと思ったので、金剛力士の写真をチョイスしてみました。

ちなみにプリセットの名前に日本語名が付いているものが多いのですが、「アニメや忍者映画から名前を付けました」とのこと。

clean cut

XF-10のPRO Neg. HiGreg Noireのclean cut

カラー写真はXF10のRAWで撮影後にLightroomでPRO Neg. Hiの色味をあてたもので、シャープネスの値のみいじっています。

モノクロの方はそのPRO Neg. Hiの色味にシャープネスの値をいじったものにGreg氏のプリセットをあてたものです。

この「clean cut」は写真の通りで、写真全体が白っぽくなってしまってこのままでは使えませんので、モノクロ写真に変更するためのベースとして使うと記事に書かれています。

実際にGreg氏の多くの作品でこの「clean cut」をベースにモノクロ写真を現像して仕上げているのだそう。

katana

XF-10のPRO Neg. Hi

これが「katana」。

ハイコントラストでスタンダードな色味のモノクロ色って感じでしょうか。

周辺光量もいじっていて、意図的に周辺減光を加えています。

使ってみた感じだと一番癖がなくて使いやすい印象を持ちました。

kunai

XF-10のPRO Neg. Hi

これが「kunai」。

写真全体がフラットで黒色多めの色味。

これも使いやすそうです。

rusty blade

XF-10のPRO Neg. Hi

これが「rusty blade」。

周辺光量をきつめにいじり、画面全体に粒子をのせてモノクロフィルムで撮影したモノクロ写真ならではのザラザラ感を表現している形。

shadow

XF-10のPRO Neg. Hi

これが「shadow」。

色味はフラットで、コントラストは微妙に高めながら、滑らかな色合いで出ています。

個人的にはこのshadowが一番好みかも。

shinobi

XF-10のPRO Neg. Hi

最後が「shinobi」。

周辺光量を控えめにいじりつつ、明瞭度をちょっと下げて柔らかい印象のモノクロに仕上げています。

まとめ

どのプリセットもそうなのですが、Lightroomのパラメーターはトーンカーブなんかも含めて、こんな感じで物凄く細かく数値をいじって作成されていました。

微妙な色の違いを試行錯誤して時間をかけて作ったプリセットなのが分かりますから、これらを無料配布してくれること自体に感謝です。

プロがLightroomを使って現像する際にどのようにパラメータをいじりのかを確認して勉強できる教材としてもダウンロードしてみることをオススメします。

上記しましたが、個人的には「shadow」が一番好みでした。

XF10 RAW現像

同じ神社でXF10で撮影してきた思いっきり現像した写真にshadowを一発あててみた写真。

コントラストの出方なんかは被写体や光の加減によって様々変化するため、結局プリセットをあててプレビューしないとどのような仕上がりになるのかは判断できなかったりしますけど、とりあえず私はこのプリセットが一番好みでした。

まぁでもモノクロに仕上げるのは難しいですね。

特に私はモノクロに仕上げる機会は普段全くないので。

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