Lightroom用の無料プリセットを色々探して試している中で、個人的に「これは!」と思うものをご紹介したいと思います。
今回は「break of dawn」(夜明け)の名前がついた海外製のLightroom用無料プリセットで、個人的に非常に気に入っていて重宝しているプリセット。
このプリセットは、風景写真を一発で夕景っぽくしたり、紅葉なんかも色鮮やかで綺麗な色味にしたい時に使うと効果的なプリセットで、
こんな感じでRAWの写真を読み込んだ状態の地味な色合いの風景写真をこのプリセットを当てるだけで一発で夕景っぽくしたり、
紅葉を色鮮やかで美しい色合い(この写真はソフトフィルター付けて撮ってます)に変更してくれちゃいます。
なお、最初にお断りしておくと、こちらはもちろん私が作成したプラグインではなく、無料プリセットとして海外のサイトよりダウンロードしたプリセットなのですが、ダウンロード元を忘れてしまいまして…。
この間MacのOSをMojaveにクリーンインストールした際に入手先の情報をバックアップしてなかったのが原因でして…。
私はプリセットを有料購入したことはありませんし、探してくるのは全ては海外からで、日本のサイトやブログ、YouTube動画等から見つけてダウンロードもしたことは無い(って言うか日本で配布しているところあるのかな?)ので、
多分このどちらかのサイトから無料で配布しているプリセットをダウンロードしていたとは思うのですが、ちょっと突き止められませんでした。
プリセット自体は間違いなく無料配布されている物なのですが、もしかしたら二次配布禁止の規約があるかも知れないので、このような形でご紹介して良いものなのかも分かりませんけど、せっかくご好意で無料で配布している素晴らしい優良プリセットなのでご紹介させて頂こうかと。
そんなわけで本来はプリセットのダウンロード元をリンクすれば終了となる話ですが、以下にこのプリセットのパラメータを記載しておきますので、パラメータを同様に入力後にプリセット名「break of dawn」で登録してお使い下さい。
目次
プリセット「break of dawn」の作り方
まず最初に「Lightroom Classic CC」を立ち上げて現像モードに入り、何か1枚写真を用意して、以下の通りパラメータをいじって下さい。
基本補正
トーンカーブ
パラメータ変更無し
HSL/カラー
グリーン以降(アクアやブルー)はパラメータ変更無し。
明暗別色補正
ディテール
以上で調整終了です。
あとはこの状態のまま左メニューの「プリセットを作成」からプリセット名「break of dawn」で作成して保存して終了です。
「break of dawn」の名前は自分で分かりやすいように名称変更しても良いでしょうが、出来れば作者様に敬意を評してこのまま使いましょう。
ちなみに「Lightroom CC」でこのプリセットを使いたい場合は、「Lightroom Classic CC」でこのプリセットを作成後、「Lightroom CC」のメニューからプリセットを読み込んでやればOK。
break of dawnを調整する
これでプリセット1発クリックで良い感じの夕景や紅葉の色味が作れるはず。
ただし、色味的には結構派手目に調整されますので、プリセットを当てた後に自分で微調整するのがベターだと思います。
ちなみにこの記事中に掲載した4枚の写真は、いずれも私自身が撮影してきた写真になりますが、RAWファイルをLightroomで読み込んで、何もいじっていない素の状態が地味な色の方で、もう片方がそれにこのプリセットを当ててみただけの状態です。
特にハイライトやシャドウの値は極端に動かす形になるプリセットなので、やり過ぎに感じるなら好みの形になるように調整すると良いかもですね。
シャドウを持ち上げすぎる現像方法は好みがハッキリと分かれるでしょうし。
それとシャープネスの値なんかも被写体やカメラによって調整すると良さげ。
シャープのマスクも30に固定されているので、ここは被写体に応じて値を調整した方が良いですし。
あとは「かすみの除去」を全くいじらない形になるので、特に風景なんかの場合はこの値を適度にいじってやればなお良しかな。
また、「break of dawn」を適用後に自分好みにパラメータを調整し、それをプリセットとして別登録するのもありかも。
とりあえず夕景っぽく仕上げたい時や紅葉なんかを色鮮やかに仕上げたい場合はこの「break of dawn」を写真に最初に適用しておいて、その後自分の好きな色味に微調整する形にすればかなりの時短になるはずです。
もちろん様々な被写体の写真に試してみても思わぬ効果が出たりするのでオススメです。
魔法のようなプラグインなので、是非一度お試しあれ。
ベリーグッドです!!
有難うございます!
作者様に感謝ですね。