注文していた富士フイルムのプリントサービスWALL DECOR(ウォールデコ)が届いたので、プリントのクオリティ等をレビューしてみます。
私が注文したのは
Shacolla スターターキット
で、富士フイルムのウォールデコの中では最も安価なスターターキットになります。
なお、記事にするのが遅れただけで、Shacollaはちゃんと日程通りに家に届いています。
目次
Shacolla スターターキット
発送は郵便局のDM便でしたので、こんな感じのダンボールに入った形で送られてきて、ポスト投函されていました。
割と大きなサイズのダンボールな上に厚みもあるため、ポスト投函出来ない場合は手渡しの形になると思います。
不在の場合は恐らく持ち帰りになるはずだから、ポストが小さくて不在がちでも特に問題はないのかなとは。
開封すると
- 納品書
- 写真
- 台紙
- カード
- マニュアル
が中に入っていました。
Shacollaの台紙に写真を貼り付ける
台紙は両面テープになっているので、片面に写真を貼り、反対側を剥がして壁とかに貼り付ける形。
シールになっている台紙は、表面の白い紙を剥がすと細かいハート型が並んでいて、このハート部分に特殊なノリがついているので、写真を貼り付けるのを失敗しても何度も剥がして貼り直せるようです。
反対側も同様のシールですから、壁に貼り付けても壁紙を痛めることがありません。
写真を台紙に貼るとこんな感じ。
私は不器用でなので、台紙から写真が1mmもはみ出ないように上手く貼ることが出来ず、何度も貼り直しをさせられたのが面倒でした。
ちなみにこのカードは写真の代わりに台紙に貼って使うようです。
写真が5枚に対して、台紙も5枚でしたから、台紙が余らず私はこのカードは使うことがありませんでしたけど。
Shacollaの印刷クオリティ
さすが富士フイルム!でかなり満足度の高いプリントクオリティでした。
ただ、
- ラスター紙と言ってマットな用紙でお願いしたから?
- プリントしてくれた方の判断?
- 単に私のiMac 5Kの明るさがプリント作業員のモニターより明るいから?
なのか、自分がお願いした写真よりも実物は少し発色が控えめの形で送られてきました。
上の写真はモニターをデジカメで撮影したため、モニターのギラつきで余計に明るく見えてしまっているので、下に並べたShacollaの方が、余計に暗く見えてしまっているだけですけど、注文時に富士フイルムに送った(サイト上にアップした)写真よりも発色が抑えめで届いています。
用紙の「ラスター紙」に関しては「指紋がつきにくい」との売り文句通りで、写真表面を触ってしまっても指紋や脂汚れがつきにくいのでとても気に入りました。
写真5枚の中で気になったこと
大剣を担いだガッツのフィギュアに関しては、非常にプリントのクオリティが高くとても気に入りました。
ディテールも良く表現出来ているし、金属や革の質感も見事に表現されて仕上がっています。
X-T20のアクロス(モノクロ)で撮影し、そのままJPEG撮って出しで作ってもらったうちの黒猫のモノクロの写真もとても良い仕上がりですが、毛並みは実際の写真のような表現は難しいのか、潰れて表現されています。
また、花畑の大量の花々の写真に関しても、ディテールはやはり潰れてしまっていました。
Shacollaに関してはサイズが89mm × 89mmと小さいため、「極細の猫の毛」や「大量のオブジェクト」のようなプリントに関してはディテールは潰れてしまうようです。
もちろん、iMac 5Kで見たままプリントされてくるとは最初から考えていませんでしたから、この辺は予想範囲&許容範囲ですし、大きなサイズでプリントしてくれる他のウォールデコならまた違った結果になるはずだとは思います。
「空のグラデーション」の写真や「背景の大きなボケ」の花の写真に関してはさすがの一言で、滑らかで柔らかい表現が見事に再現されていました。
特に花の方は特殊なSTFレンズの「SEL100F28GM」で撮影した写真で、とろけるような背景ボケの表現がプリントした際に難しいのでは?と思ってあえて注文してみたのですが、本当に綺麗に再現されていました。
今度はWALL DECOR(ウォールデコ)を
今回初めてShacollaをお願いしてみた感想としては大満足でした。
実はまだ壁には貼っておらず、写真のようにiMacの前に立てかけて並べているだけなんですけど、別に壁に貼り付けなくても逆にこういう使い方もありなのかなとは。
今までは写真を撮影してきても外付けHDDにぶっこんで終わりが殆どでしたが、やはりプリントして実際に手にすることが出来るようになると、満足感が全然違いますね。
今度は大きなサイズのウォールデコを注文してみて部屋に飾ってみるつもりです。