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これがMavic Airの写真画質クオリティ!

どハマり中のドローン「Mavic Air」

どハマり中のドローン「Mavic Air」

最近カメラよりもすっかりドハマりしちゃっているDJIのドローン「Mavic Air」。

ここ2年くらいで再度カメラ熱をぶり返してしまって、様々なカメラを買ってしまいましたが、Mavic Airを買ってしまってせい(お陰?)でスッカリ熱が冷めてしまったくらい。

まぁ大別したらドローンもカメラといえばカメラなんだけど…。

ちなみに「ドローン=動画用カメラ」みたいな印象を持つ人は多いと思いますが、私自身は写真を撮影するスチルカメラとして主にドローンを飛ばしています。

というのも、私のパソコン環境はメイン機がiMac 5K Late 2014とそれなりに古い環境のため、4K動画をガンガン編集できるような環境ではなかったりするし、ドローン自体が撮影抜きで単純に飛ばしているだけでも楽しいから、わざわざ動画まで撮らなくても満足できてしまっているので。

Mavic Airの写真画質について

で、その私が持っているMavic Airなのですが、スチルカメラとして考えると残念なことが3点ありまして、

  • センサーが小型の1/2.3型搭載
  • 絞り開放F2.8固定
  • 動画じゃなく写真がクロップされる

Mavic Airのセンサーは1/2.3型センサーで有効画素数は約1,200万画素

RX100等の今ではコンデジにも普通に搭載されている1インチセンサーよりも更に小型のセンサーが積まれています。

また、絞り値の変更ができず、常に開放のF2.8で撮影される形。

画角は35mm判換算で24mm相当で、4K/30Pでの動画撮影が可能ですが、通常のデジカメと異なり、何故か4K動画撮影時ではなく、写真(スチル)モードにするとクロップされて、画角が狭くなります。

なにはともあれ小型すぎるセンサーの画質はフルサイズしかも高画素機のα7R IIIまで使っている私にとっては物足りません。

Mavic Airの写真サンプル

ただし、Mavic Airの写真はJPEGはもちろん、RAW(DNG)での保存が選択可能です。

そんなわけで、1/2.3型センサーの画質はJPEG撮って出しでは厳しいものの、RAWで保存し、Lightroom等で聞こえは悪いけど誤魔化してしまえば、それなりに見栄えの良い写真に仕上げることは可能。

ただし、上記した通りでセンサーが非常に小型なので、ダイナミックレンジは狭く、下手にいじるとカラーノイズだらけに。

また等倍で鑑賞すると、やはり塗り潰した塗り絵のような写真になってしまうのは本当に残念な点ではありますが。

以下の写真は、保存したDNGファイルそのままで書き出した写真と、Lightroomのみ使用でRAW現像した後の写真を並べています。

「こんなのドローンじゃなくても撮れんじゃん」と思われそうな写真ですが、これ山の途中の駐車場まで車で登って、ちょっと開けた場所からドローン飛ばして撮っただけです。

ドローンは航空法に引っ掛ってしまうため、上空150m以上の高さは飛ばせませんから、高い山に登らずこういう写真を撮るのは無理ですが、低山だったら登山することなくこのような写真が撮れてしまいます。

写真に関しては、日没前(ドローンは夜間飛行も禁止)で、色にメリハリをつけてみました。

結構いじってますけど、この写真のサイズの640pxくらいでしたら、アラは殆ど目立たない感じ。

更に大きいツイッターやインスタにアップする程度の写真でもいけそう。

もっとも手前の木々の描写がモヤっとしている感じで塗り絵っぽいのは伝わるでしょうけど。

ここまでシルエットにしてしまうと遠近感が出ないかなと思ってシャドウ持ち上げてあえて色出してみましたが。

こちらは上空80mくらいから俯瞰した構図。

そうそう、元の写真の色味が薄味なのは、カラグレ前提の「D-Cinelike」って色味で撮影しているからです。

なんかパナソニックのアレと似たネーミングですけど。

動画じゃなくてスチルでも最初からRAW現像目的の場合はこの色味を使うと後から色は乗せやすいですね。

これもあえて色は濃いめにつけてます。

色とシャープネスをちょっといじってみただけ。

こちらは飛ばしての撮影ではなく、ドローン手持ちでの撮影。

Mavic Airのジンバルのブレ補正はかなり強力で、それなりにブレを抑えた手持ち歩き動画撮影なんかも出来てしまうレベル。

MAvic AirのJPEG撮って出し

MAvic AirのJPEG撮って出し

最後にJPEG撮って出しの写真を1枚と、

Mavic Airの写真等倍切り抜き

Mavic Airの写真等倍切り抜き

この写真の一部を等倍で切り抜いた写真を。

等倍で見るとやはりどうしてもこのような塗り潰した感じの写真にはなってしまいますので、4K等の大画面での鑑賞はちょっとキツイですし、やっぱりRAWで撮影して色味を変更して誤魔化した方が見れる写真にはなります。

ちなみにファイルサイズは、

  • JPEG:6.3MB
  • RAW(DNG):25MB
  • 4056px × 3040px

ファイルサイズは撮影した被写体によって増減しますが、大体こんな感じで、DNGはかなりファイルサイズが大きくなってしまうのも玉に瑕。

ちなみにRAWの25MBっていうと、ソニーの2400万画素のα6500とほぼ同サイズ。

同じ2400万画素でもフジのX-T20は倍の50MBあるけど。

Mavic 2 Proは1インチセンサー

そんなわけで、普段良いカメラを使っている人間にとっては、1/2.3型センサー搭載のMavic Air写真画質は決して満足のいくものではありません。

とはいえ、ここまでコンパクトで4K/30Pで動画も撮れるわけですから、ドローン初心者の私としては本当に買って良かったなとは。

ただ、今更に上のモデルでMavic 2 Proという新商品が発売されまして、なんとこっちはあのHasselblad(ハッセルブラッド)製の1インチセンサーカメラが搭載しているんだとか。

なんでもDJIがハッセルブラッドを買収してガッチリとタッグを組んだため、今後も継続的にハッセルブラッドからカメラを提供してもらえるそうな。

1インチセンサー自体はソニー製らしいですが。

そんなわけで、Mavic Airよりも数段クオリティ高い写真がMavic 2 Proだと撮れるようなので、Z7やEOS Rで世間は騒がしいですが、私の今の関心事はこのMavic 2 Pro一択となっております。

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