発売日に購入したシグマのsd Quattroを2回目のセンサークリーニング出すのにシグマに送ったところ、この忙しい時期にも関わらず5日ほどで戻ってきました。
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現在も往復送料含めて無料
この間記事にした通りで、当初1年間の期限付きだったsd Quattroの無料センサークリーニングサービスは今現在も継続中。
往復の送料も含めた全額シグマ負担でセンサークリーニングを行なってくれています。
もちろんユーザー側に落ち度が無いメカダストに対しての無償サービスですから、本来ならば部品交換でのリコールでもおかしくないわけで、当然とは言えば当然なのですが、それでもサービス継続してくれたのは有難い話。
シグマで行なってくれたこと
- 撮像素子ウインドウ清掃
- 撮像素子の清掃と各部の点検
- ファームウェアのアップデート
- ファインダーや液晶の清掃
まずは本来の目的である映像素子(センサー)のクリーニングと点検を行なってくれています。あとは「各部の点検」と書かれているから、他もザッとみてくれているっぽい。
それとファームウェアのアップデートも行なってくれたようです。と言うのも私がシグマに戻している間に丁度ファームウェアのアップデートが来たから。
確認するとちゃんと最新バージョンの1.06にアップデートされていました。
ファームウェアのアップデート自体は難しいものではなく、自分自身で簡単な作業で出来ることとは言え、こういう一手間は本当に有難い。
あとは連絡事項欄に書かれていませんでしたが、ファインダーも液晶モニターもピカピカに拭いてくれています。
一銭も入らないどころか、往復送料まで無料で完全な赤字なのに、ここまで細やかな気配りをしてくれるシグマはさすがです。
今後もセンサーダストが出続けるのだろうか?
これでsd Quattroを発売日に購入して以降、2回センサーダストクリーニングとしてシグマに送りました。
このセンサーダストに関しては、ユーザーがレンズ交換等でセンサーにつけてしまうゴミではなく、メカダストですからユーザー側でもどうにも対処のしようがありません。
sd Quattroについているダストプロテクターを実際に見れば外部からセンサーにゴミが紛れ込まないのが一目でわかります。
私の愛機は今のところシャッター回数は6700程度。連写機じゃないのもあるけど、私自身複数カメラを所有していて、このカメラはあまり使っていないので、まだまだダストが出てくるのでは?と不安もあります。
いくら無料で対応してくれるとは言っても、発送する手間は掛かるし、精密機会を何度も輸送するのは嫌ですし。
最近は動画も撮影するようになったから、動画が撮れないsd Quattroを持ち出す機会が更に減っていて「売ってもいいのかな?」と思いつつも、愛着が湧いているのと、このようなシグマの親切な対応とで手元に残しておきたい気持ちの方が優っている形。
シグマが大体的に宣伝する「フォビオンセンサーの圧倒的な解像感」に関しては個人的には大したことがない(Hの方ならまた違うのでしょうが)と感じていますが、このカメラがはきだす特有の色味はやっぱり好き。
この写真はRAWで撮影し、シグマ専用のRAW現像ソフトSigma Photo Pro(SPP)を使ってで若干色味の変更を行いましたが、ほぼシグマ独自のピクチャープロファイルである「フォレストグリーン」の色で、1/2サイズでJPEGで出力しました。
「Foveonクラシックブルー」の深みのある青も好きだし、イエローもレッドも好き。
フジを好んで使う人たちが「フジの色が好き」というのと同じで、私も「シグマの色」が好きなので、まだ売らずにこのまま使い続けてみようかなとは。
sd Quattro Hを購入しましたが、もともと使っていたDP Merrillシリーズの方が解像感が高くがっかりしています。色味等の写りもMerrillの方が好みですし。使い勝手とぼけ味につられてsdQH手に入れまいたが・・・SD1 Merrillが欲しくなりました
私はMerrillを使ったことが無いので比較は出来ませんが、
両方使った経験がある方々の意見は「Merrillの方が」というのが圧倒的に多い感じですよね。
センサーを「3層構造1:1:4」に変更しているので、その影響が大きいのでしょうが。
それにしてもHと比べてもってやっぱり凄いカメラだったんですね。Merrillって。