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改悪!XF35mmF1.4 Rの化粧箱やパッケージが簡易な仕様に

X-T30 × XF35mmF1.4 R

X-T30 × XF35mmF1.4 R

先日購入した富士フイルムのX-T30のダブルズームレンズキットと共に同じくキャッシュバックキャンペーン中のXF35mmF1.4 Rも購入しています。

このレンズは、クオリティが高いフジノンレンズの中でも神レンズと評される銘玉の1本で、プロアマ問わずこぞって絶賛するレンズですから、せっかく富士フイルムのボディを入手したからには1度は使ってみたいなと思いまして購入を。

確かにこのレンズ良いレンズで気に入って使っているのですが、ふとYouTubeでこのレンズの動画を観てみたところ、驚愕の事実に気付いてしまいましたので、今回はそのお話を。

私が購入したXF35mmF1.4 Rのパッケージ

XF35mmF1.4 Rの新パッケージ

XF35mmF1.4 Rの新パッケージ

まず最初に私が購入したXF35mmF1.4 Rの化粧箱の写真はこんな感じ。

このレンズを購入した経験がある方や実際に使っていらっしゃる方ならもうこの段階で分かるのかも知れませんが、実は今までの化粧箱やパッケージ内容と全く異なる仕様になっています。

実際に化粧箱を開いてパッケージを確認するとこんな感じ。

富士フイルムのこのレンズを購入した経験がない方は「いや普通じゃん」って誰もが思うと思います。

実際私も何一つ疑問にも感じませんでした。

が、今までのXF35mmF1.4 Rのパッケージの写真をアップしてくれているYouTube動画を観ると全く異なることに気が付きます。

まず箱のサイズですが、

XF35mmF1.4 Rの新パッケージ

XF35mmF1.4 Rの新パッケージ

私が購入した物は写真の通り正方形に近い小さい箱なのですが、今までの(以降、従来品と呼称)は長方形で横に細長く、しかも箱が2重(ボックスインボックス)仕様で、箱を開けると更にマグネット蓋になっている豪華な黒い化粧箱に入れられている形。

私の物は箱は一つのみで、普通のレンズ同様に箱を開けると説明書等を入れておくスペースがあって、それを上げて開けると

緩衝剤代わりの白い厚紙の中身が露出し、レンズフードとレンズが普通に入れられているだけ。

それに対して従来品は中に入っているマグネット蓋の箱を開けると、レンズやフードのサイズに合わせた専用の発泡スチロールが緩衝剤として入れられています。

説明書類も従来品は黒い専用の箱に入っている形。

ここまで違うとさすがに目が点になりました。スゲー簡素化されていて全然違うじゃん!と。

例えば従来品のパッケージが数量限定の豪華仕様とかいう話ならまだ分かりますが、そんな話はネット上のどこを見ても書かれていませんから、このレンズの普通のパッケージングがこの豪華仕様だったようです。

ただし、内容物に関しては一緒でした。

レンズキャップの仕様まで異なる

おまけに従来品のレンズキャップはトップがカーブを描く丸みを帯びた形状になっているのに対し、

XF35mmF1.4 Rの新レンズキャップ

XF35mmF1.4 Rの新レンズキャップ

私の物はトップが真っ平の普通のレンズキャップ。

レンズキャップの仕様まで異なるのかよ!とかなりショックを受けてしまいました。

購入店舗に電話で確認してみた

私のXF35mmF1.4 Rの箱の横を見てみると、

何故か中国語のみの記載があるのに気付いた(黒い塗り潰しはバーコード部分です)ので、もしかしたら中国国内で流通している並行輸入品のレンズが送られてきたのではなかろうかと感じてしまい、購入店舗に電話連絡をしてみることに。

ちなみに後から調べたら従来品もこんな感じで中国語(従来品は英語も併記されている)で書かれているみたいでした。

私がこのレンズを購入したのはAmazon内の「カメラの大林」でしたので、カメラの大林に電話してこの件に関して確認してみたところ「少し前からこのような仕様の箱に入れられた商品が届いている」とのことでした。

問い合わせると特に調べることもなくその場で即答してくれましたので、

  • 気付いた客から連絡が既に入っている
  • 担当者が仕入れた段階で変更されていることに気付いていた
  • 富士フイルムから販売店に対しては連絡が入っている

かのいずれかなんだと思います。

ちなみにカメラの大林の担当者は若い声の男性で感じの良い方でした。

富士フイルムに問い合わせてみた

もちろん「カメラの大林」の担当者が嘘を言ってるとは思いませんでしたけど、このように記事にするにあたっては確証が欲しかったから、念のため富士フイルムにも問い合わせてみることに。

電話前する前にパッケージの仕様変更のアナウンスが出ているのか否かは富士フイルムの公式サイトで確認済み。

富士フイルムの公式サイトのお知らせ欄にも書かれていないし、公式サイトのこのレンズの紹介ページを見ても一言もありません。

そんなわけで、とりあえず電話をしてみてこの件について問い合わせしてみたところ「箱を用意して確認するので折り返し電話します」とのことでしたが、その後の折り返しの電話では2種類の箱が用意できなかったことと、土曜日の問い合わせだったせいか、分かる人がいなかったようで、後日(月曜日)にお電話で回答を頂く形に。

で、折り返しもらった電話での回答は、やはり

間違いなくパッケージングの仕様変更が行われていて、現行品は私の物のような簡易なパッケージングで出荷されている

との話でした。

何故アナウンスをしないのか?

さすがにここまで違ったら普通は何らかのアナウンスあって然るべきなのでは?と思うのですが、私の認識が間違っていますかね?

だって全然別物(もちろん箱のみ)ですよこれ。

いや、仕様変更するのは別にいいし、もちろん理解も出来ます

カメラが売れなくなって各メーカー大変なことも分かっているし、コスト削減のためにパッケージのやむなく仕様変更することは仕方がないことですから。

そもそも従来品は販売価格から考えても「過剰梱包」と言ってもいいくらいな豪華仕様だったわけで。

ただ、仕様変更するならするで、公式にアナウンスくらいはしても良いんじゃね?と。

こんなまるっきり異なるパッケージ仕様に変更しておいて、公式サイト上に一言もアナウンスが無いとか個人的には信じられないんだけど・・・。

実際私は全く気付かずに使っていました。

今回たまたま上のYouTube動画を観て「あれ?」って気付いただけで。

気付かれなきゃいい、バレなきゃいいって考え方なんですかね?

おまけに上記した通りでサポートに電話したって即答できない状態なんですよ。

ここまで大きく仕様変更している自社製品の現状をサポートの人間が把握していないって・・・。

販売店だって問い合わせの電話に即答出来るっていうのに。

分かる人がいないから平日に折り返しで返答って・・・。

そもそもこのレンズは富士フイルムにとって大切なレンズで、富士フイルムを代表する銘玉なんじゃないの?と。

だからこそ今まで豪華なパッケージングにしていたんでしょ?

そのレンズのパッケージを仕様変更するに当たって何故アナウンスしないの?

まとめ

ってなわけで、今後販売される「XF35mmF1.4 R」のパッケージング仕様は、私の物と同様に簡易な仕様に変更されるようです。

もし今まで通りの豪華な箱の「XF35mmF1.4 R」が欲しいのであれば中古品を買うしかなさげ。

っていうか、これもし売りたくなってヤフオクやフリマアプリとかに出した時も不利なんじゃなかろうか・・・。

レンズ本体のコンディションに大差ないなら箱が豪華な方を買いたくなるのは当然だし。

なんか富士フイルムの対応といい、色々とガッカリですわ。

レンズは評判良いレンズですけど。

2 COMMENTS

やまぐちひろき

私も包装が簡易になった版を買ったんですが、レンズフードが樹脂製です。ネットのレビューを見ると金属製と書かれているんですが、パッケージ変更とともに樹脂製に変更されたのでしょうか?

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管理人hiroa

今現在は手放してしまったのですが、私が購入した時レンズフードは金属製でした。
レンズ本体の外装が安っぽいのに対して、フードは高級感があったのでよく覚えています。
今度はフードまで簡易になったということなのでしょうか・・・。
化粧箱が簡易になった時同様に何のアナウンスも出ていないから分からないですよね。
何だか残念ですね。

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