Amazonでセール中だったZhiyun Crane V2を勢いで購入してしまいました…。
先日も書きましたが、新型のZhiyun Crane Plusが発売されたため、V2の方は製造終了となり、在庫限りで販売終了するようです。
そのため、AmazonでZhiyun Craneを販売している中国企業がV2の在庫処分セールを行っていて現在かなり安く購入することが可能。
目次
私が購入したZhiyun Crane V2の紹介
購入店
AmazonでZhiyu Craneを販売している店舗は複数あり、どこで買うか迷ったものの、
- 最安
- Amazon発送
- Amazon内での評価の高さ
この3つを満たしていた「Emgreat」と名乗るこちらのショップを選択。
Amazon発送なので翌々日(大雪のため1日遅れ)届きましたし、届いた商品は間違いなく正規品の本物でした。
保証は1年間で、Amazon発送ですから、万一の修理の場合もAmazonを介して行ってもらえるのも助かります。
Zhiyun Crane V2ってこんなジンバル
ジンバルにご興味がある方にはお馴染みだと思いますが、上の写真の箱を開けると、このようなプラスチック製ながらしっかりとしたハードケースに入ってきます。
ハードケースの中身はこんな感じで、パーツごとに穴が開いたスポンジにスポっと埋まるので、持ち運びの際に動かず、傷もつかず、収納も楽々。
ちなみに届いた初日にうちの猫ちゃんにスポンジをボロボロに食い千切られてしまいました(^_^;)
食い千切られた箇所は幸いところどころだったので収納は可能ですが、ティッシュやこのようなスポンジをかじって遊ぶ癖がある猫ちゃんを飼っている方は要注意。
万一売りたくなった場合も大幅減額が避けられなくなります(泣)
付属のアクセサリー
Zhiyun Crane V2標準のアクセサリー以外にこのジンバルで使用可能なアクセサリーが付属するようで、これは完全に各ショップごとに異なるもよう。
私が購入したEmgreatでは、
- クリーニングキット
- クイックシューとプレートアダプター
- 簡易三脚
- 何だか不明なやつ
が商品とは別途付属してきました。
クイックシューとプレートアダプターは、ジンバルにカメラをセットする際に使う物で、Zhiyun Crane V2はこのプレートを使わずに直接カメラを乗せることも可能なのですが、バッテリーやSDカード交換の際にカメラを外す必要があるこのジンバルだと、バランスの再調整が必要になってしまうため、実質必須のアイテムになるかと思います。
簡易三脚は必ず最初に行わなければいけないバランス調整の際にジンバルを立てて調整可能になるのでこれもあると便利なアイテムです。まぁ無くても自前の三脚に乗せることは可能ですけど。
何だか不明なやつは何に利用するのか全く分かりませんでした。
それと残念ながらカメラと接続して、ジンバル側でズームやシャッターを切れるケーブルは付属していません。これが無いと非常に不便なので、別途購入かな。「Zhiyun Crane M」用のケーブルが使えるとのこと。
Zhiyun Crane V2を実際に使ってみて
これが初ジンバルの完全ド素人の私が使ってみてのファーストインプレッションですが、
良かった点
- 本体の質感良し
- バランス調整が意外と簡単
- ド素人でも十分ヌルヌル動画が撮影可能
- 楽しい!
いまいちな点
- スマホアプリのキャリブレーションが面倒
- 乗せられないカメラあり
とりあえずまだ2日間だけ、しかも家の中だけでしか使っていないけど、ファーストインプレッションはこんな感じ。
「買って失敗したー!!」ってことはありませんでした。むしろ何でさっさと買わなかったんだと。とにかくカメラ乗せて動かしているだけでも楽しいです。
乗せられないカメラはFZ1000で、FZ1000の三脚穴が光軸上からかなりズレているためか、左右のバランスが取れません。あとはニコワンのJ5もレンズによっては前後のバランスが取れず。
カメラが左右に落ちないように赤丸部分のネジを緩めて、青丸部分のフレーム?を左右に動かして調整するんですけど、バリアングルを開いてしまうと、青丸のフレームをMAXまで右に移動してもカメラがバリアングルの重さで左に落ちてしまいます。
FZ1000はバリアングルを閉じればギリギリ乗せられました。
Zhiyun Crane V2のバランス調整って?
ジンバルって電動3軸ジンバルの名の通り電動式なので、電源をオンにすれば使えるのですが、必ず最初にバランス調整って作業が待っています。
多分このバランス調整が面倒臭そうと思って買い控えている人も多いのではないかと。私も実際そうでした。
しかもこの調整って微妙なミリ単位のサジ加減が必要で、
- レンズキャップの有無
- バリアングル液晶の開閉
- 電源オンでせり出すズームレンズ
これらでさえもバランスが崩れる原因になってしまいます。
レンズキャップを外すの忘れてしまい外したらバランス崩れたり、バリアングル液晶を開いておかなかったから失敗、調整終わって電源オンにしたらズームレンズのレンズがせり出してまた調整し直し…ってな感じ。
最初のバランス調整はミリ単位での調整が必要となるため、若干でも前後左右の重量が変わってしまう場合は再調整する必要性があります。
神経質にならなくても
本来はそこまで神経質にならず、バランス調整を適当に終わらせてしまっても電動の力で普通に使えたりはするようです。
ただし、その場合はモーターに余計な負荷が掛かり、最悪モーターの焼きつきが起こったり、バッテリーの消費量が上がり、バッテリーの持ちが悪くなったりするそう。
ですから、やはり最初のバランス調整は面倒でも必ずしっかり行わないといけないようです。
ジンバルのバランス調整のやり方
日本人だとコジコジさんの動画が一番分かりやすいかも。あとは海外の多数のユーザーさん達がアップしているので、YouTube上で「zhiyun crane v2 balance」とか検索すれば沢山ヒットしてきます。
ちなみに冊子のマニュアルは付属してきますが、図解が少なめで、全部英語です。
Zhiyun Craneのチュートリアル
Zhiyun Craneのジンバル全般のチュートリアルにはなりますが、セッティングから使いこなし方法まで様々なジンバルのチュートリアルをMomentum ProductionsのJosh Morganさんが自身のYouTubeチャンネルに現時点で39本もアップしてくれていますので、これが凄く参考になるかと。
英語が分からなくても動画だから見ていれば大体理解できます。
届いたら最初に行った方が良いスマホアプリを利用したクソ分かりづらいキャリブレーションのやり方なんかメチャクチャ参考になりました。
ほんとこのチュートリアルはお金払えるほどのクオリティなので必見です。
Zhiyun Crane V2買えるのは今だけ
マイナーバージョンアップ版の「Zhiyun Crane Plus」に置き換わるので、V2は製造終了で在庫限りとなるようです。現在そのための在庫処分セール中。
プロの映像作家さんたちが使えるレベルのジンバルが約5万円で買えるのは非常にお買い得感があるかと思います。
最初のバランス調整も極度の面倒臭がりの私ですら慣れてしまえば楽しんで出来ているので、誰でも苦もなくセットアップ可能なんじゃないかなとは。
悩んでいらっしゃる方は在庫が無くなる前に是非。もっともお金があるなら素直にPlusの方で良いでしょうが。
それにしても
α7RIIIも持ってるし、
α7S、α6500も売っていないから持っているしで、機材だけはプロ並みなんだよなーと。
せっかく良い機材持っているので、もう少し頑張ろうかな(^_^;)