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レンズメーカーシグマの「SIGMAルーペ(大)」レビュー

シグマの「SIGMAルーペ(大)」
シグマの「SIGMAルーペ(大)」

カメラ好きなら誰でも知っているあのシグマさんから、なんとシグマの光学レンズを利用した「SIGMAルーペ」なるカメラ機材オタクにはたまらないコレクターズアイテムが発売されたので早速購入してみました。

「SIGMAルーペ」とは?

シグマが実際に発売しているレンズに入っているレンズ(紛らわしいな)を利用して作ったルーペだそう。

8月に開催された「SIGMAの10年-プロダクトデザイナ-岩崎一郎」展にて販売した製品

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1441260.html

とのことなので、私は知りませんでしたが、既に販売済みで入手している方はいらっしゃるようです。

今回はそのルーペをシグマの公式オンラインショップでのみ販売している形。

サイズは「小」と「大」の2種類あり、私は今回「大」のほうを購入しています。

SIGMAルーペの不思議

商品値段
120-300mm F2.8 DG OS HSM | Sports(ルーペ小)9,900円
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary(ルーペ大)14,850円

値段はこんな感じなのですが、ちょっと詳しい方なら直ぐに「あれ?」と思うでしょうが、

実はこのルーペに使われているレンズは「小」のレンズのほうが「大」のレンズよりも3倍くらい高額な格上のレンズを使用しています。

しかも、ルーペ小は「120-300mm F2.8 DG OS HSM | Sports」の中に実際に入っている9、10枚目のレンズ2枚使っているのに対し、ルーペ大は「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」の中に実際に入っている3枚目のレンズ1枚だけを使って作られています。

使われているレンズが1枚だけと2枚の差だけでも何だか損している気がするのに、写真上だと見た目的にも小のほうが高級があるように見えると言うか・・・。

拡大倍率も小が2.2倍で大が1.9倍だったり・・・。

ルーペのレンズサイズは大のほうが当然倍くらい大きいんだけど、5,000円も高いのは何でだろうな〜と思いながらポチりました。

まぁド素人には分からない差があるのでしょうし、私が購入した時間帯では既に小のほうは売り切れていたからそもそも購入できませんでしたが。

「SIGMAルーペ(大)」が届いた!

相変わらずシグマの梱包は

以前一度sd Quattroのセンサーダストを取り除いてもらった際にシグマさんから直接荷物を送ってもらったことがありましたけど、相変わらずぶん投げられても中身が壊れないような分厚いダンボールで

丁寧な梱包で送って頂きました。

こういう資材類はコスト削減すればいくらでも出来るでしょうが、物価高で大変な2022年でも変わらず継続しているようです。

精密機器でも簡易梱包で送ってくるAmazonとかソニーストアとか本当に見習って下さい。

これがSIGMAルーペ(大)

シグマルーペ内容物
  • ルーペ大本体
  • 化粧箱
  • 巾着
  • 説明書

中身はこんな感じ。

シグマのルーペ大
シグマのルーペ大

このルーペのレンズに実際に「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」の3枚目に使われているレンズが使用されているとのこと。

メイドイン会津の文字。

このアルミ製?の枠も実際のレンズの枠っぽい質感と手触りです。

重量は155gと手で持った際にズシっと適度な重さを感じますが、滑らないよう溝が掘られているので持ちやすくて実用的。

SIGMAルーペ(大)の見え方

シグマのルーペ大
シグマのルーペ大

さっきは「小のほうが」とか書きましたが、やはりルーペの直径が10cmくらいあると迫力もあるし見やすくて良いですね。

それとやはり素晴らしい素材のレンズを使用しているか、とにかくクリアで吃驚します。

SIGMAルーペで写した被写体
SIGMAルーペで写した被写体
SIGMAルーペで写した被写体
SIGMAルーペで写した被写体

拡大倍率は1.9倍でもう少し欲しいところですけど、なんですかね本当にクリーンなんです。

レンズに一切濁りがないからか、目で見えるそのまんまの色で1.9倍に拡大できるので、恐ろしく見やすくて気持ちが良い。

これには感動を覚えました。

他のルーペとの見え方の比較

私はルーペを持っていないから母親のルーペを借りてみたのですが、見え方の次元が違いました

母親のルーペがどのくらいの値段の物なのかは母親も戴き物だから分からないとのことなので、単純に比較はできないのですが、全く話になりません。

とにかくシグマのほうは雑味がないというか、本当にクリーンで対象物の色が目視したそのまんまの色味で美しく見えます。

ちなみに私はルーペ自体の体験は昔安物のルーペと、今回のシグマと母親のルーペしかないため、やはり高価で良いレンズを使ったルーペならシグマルーペと同様に綺麗に見えるのかも知れません。

シグマルーペの気になった点

本当にレンズに使われているレンズということで、ルーペのレンズ表面の摩擦が強めでちょっと傷がつきやすそうなのが気になりました。

ルーペのレンズの表面は滑りにくく、手で触るとキュッキュと音がするような感じ。

恐らくこのルーペを購入する人はカメラのレンズの知識がある人だろうから、硬めのティッシュでゴシゴシとかやる人はいないでしょうけど、

できればカメラのレンズをクリーニングするのと同様に、このような専用のクリーナー類を使って綺麗にするほうが良いのかなと思いました。

まとめ

私はまだルーペを使うような年齢ではないため、14,850円はポチる際にちょっと躊躇しましたが、これは買って良かったと思います。

何でもかんでもこれで見たくなってしまうほど対象物が綺麗に見える魔法のルーペのよう。

カメラ機材でもレンズ表面(保護フィルターの多いでしょうが)に付着した汚れを確認したり、センサーダストを確認したりも容易なので、あると非常に役立ちます。

恐らく限定発売だとは思いますが、売れればまた他のレンズでも作ってくれるかも知れませんし、拡大倍率が高いルーペも作ってくれるかも知れないので、ご興味ある方や、機材オタクの方は是非コレクターズアイテムとして購入してみて下さい。

シグマルーペはシグマの公式オンラインショップでしか買えませんのでこちらから。

個人的な希望を言うと、三脚穴みたいなのがついて取り外せる持ち手がついても良かったのかなとは。

まぁここら辺はプロダクトとしての美観を損ねる気もするから無くても全然良いのですが、持ち手があると使いやすさの点ではやはりベターなのかなと。

あとはこのシグマの技術力を活かしてメガネだとかサングラス、コンタクトレンズとかの分野に進出しても面白いのかな。

特にシグマのメガネとかサングラスとか本当に欲しいです。

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