気に入って使っているサブ機の富士フイルム「X-T30」が故障してしまいました。
この組み合わせで、2019年の12/5日に新品を購入しているので、使い始めてちょうど9か月くらい。
こんな感じで爆安購入したカメラに、別途購入した手振れ補正がメチャ効く標準ズームを付けっぱなしにして使っています。
- 無料保証期間内での故障だから幸い
- 1年も経たずに故障かよ!
無料保証期間内での故障の場合は人によってはどちらかに分かれるでしょうが、個人的には「1年も経たずに」の方ですかね。
元々壊れやすそうな華奢な作りのカメラなんで、腫れ物に触れるようには言い過ぎだとしても、他のカメラ以上に丁寧に取り扱ってきたはずなんですが・・・。
まぁ精密機器であるカメラはそもそもが壊れやすい製品だし、実際に壊れてしまったわけなので、グチグチ言ってもしょうがないですけど。
目次
X-T30の故障箇所と症状
Qボタンが押しても反応が鈍い
これだけ。
でも実際にX-T30を使っている方ならお分かり頂けるかと思いますが、この機種にとってはかなりイライラポイントだったりします。
というのも、撮影中にQボタンを押して表示されるのは、様々な設定が一覧表示されてそれぞれ設定確認と変更が可能な「クイックメニュー」なので、カスタムで割り当てられる物理ボタンが少ないX-T30の場合は設定を変更するために割と頻繁に使うボタンだからです。
症状としては全く反応しないわけではなく、かなり強く押し込めば反応して「クイックメニュー」が開き、再度かなり強く押し込めばメニューが閉じるって感じ。
他に使っているどのメーカーのカメラのボタンでも力を入れて押し込まなければ反応しないボタンはまずありませんし、このX-T30の他のボタンは正常に反応していますから、やはり故障と考えられます。
もちろん最初からこんなに反応が悪かったわけではなく、数日前からいきなり反応が悪くなってしまいました。
ちなみに念のために初期化は行ってみていますが、やはり症状は変わりませんでしたから、普通に考えれば物理ボタンの接触不良が原因っぽいです。
QボタンのFnボタン化
そもそもこのQボタンって、写真の通りでグリップ部分についていて位置が非常に悪く「撮影中に誤押ししやすい」ということで評判がすこぶる悪いボタンです。
そこで富士フイルムはファームウェアのアップデートを配布して、このボタンに対し、
- 無効化することが可能
- 他の機能に割り当てることが可能
この2つの対策で誤押し問題に対する対応を行っています。
クイックメニューは別ボタンに割り当て可能
- Qボタンを無効化する
- Qボタンを押すことで開いていたクイックメニューを他のカスタムボタンに割り振る
ことも可能なので、実はQボタンは使う必要がなかったりします。
そもそも撮影中に誤押ししやすいボタンなんだからこの機会に無効化しちゃって、クイックメニューは別のボタンに割り当てればいいじゃんと考えることも可能なわけです。
どうするか悩み中
- Qボタンは無効化し、クイックメニューはAF-Lボタンに割り当てて当面は様子見
- すぐに修理に出す
このどちらかで悩み中。
個人的には修理に出す作業って凄く労力を使うので、なるべくなら出したくはない。
ぶつけたりも、落下させたりも、水濡れもさせていませんから、私自身は今回の故障が100%自然故障だと断言できますけど、富士フイルムで実際に分解してみたらユーザー側の瑕疵が認められるような痕跡でも見つかって「無料修理できません」と言われてしまう可能性だってあるわけだし。
そもそも自分のカメラが分解されるのが嫌だし、精密機器を宅急便で往復させる行為自体も嫌。
かと言って、このまま1年過ぎてしまったら有償修理になるからそれもバカバカしい。
そんなわけで、しばらく気が重い毎日を過ごしそうです。
選択した対象方法
結局、AF-LボタンにQメニューを割り当て、Qボタンは「なし」に設定して無効化しました。
やっぱ修理に出すの面倒臭いし、気に入っていて売る予定も無いんで。
Qボタン自体やはり誤押ししやすかったですし、AF-Lにはこれで良いかなと。
もっとも強く押し込まないとQボタンが反応しなくなったのは、それはそれで都合が良かったのかもですが。